元優等生のRe:スタートものがたり

元優等生の30代後半までの葛藤と、人生のRe:スタートを決意したその後の日々や想いを綴っています。

『語らう会』を始めました


こんにちは
大瀬 優子です!
宮崎県都城市のお隣、鹿児島県曽於市財部町で
ひみつ基地Jya-Jyaとさんすう教室コポリをやっています♪

2023年1月から、さんすう教室コポリで『語らう会』という場を始めました。
ということで、『語らう会』の概要となんでやるのか、今の想いを残しておこうと思います。

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🎶『語らう会』って?

奇数月第3土曜日15:30ーに定期的に開催予定。
「教育」や「子どもたち」を中心に置いたテーマで、キニナル方のおはなしを聴いたり、映画や映像を観たり、本を紹介したりして、大人が学び考え語り合う会です。

ついつい普段の生活に流されがちになって忘れてしまうことを思い返しつつ、学びを重ねることを目的としています。

この会は「対話」ができる場に育てて行きたいと思っています。
対話とは、その場にいる人が互いに尊重し合い話をすること。
例えば「大人」と「子ども」という立場の差があっても、意見に大きな違いがあっても、無視したり、対立したり、否定するのではなく、互いの感情や関心に耳を傾け、お互いの立場の強みから気付きを得たり、学び合うことです。
対話することで、新しい道を見出すこともできていくと、わたしは思います。

わたしたち大人は、公の場で自分の意見を出し合い、違う意見に耳を傾ける経験をしておらず、また普段の生活で大人同士が対話する場もなかなかありません。

2020年の学習指導要領の改訂でも盛り込まれた「対話」。

ぜひ、大人のわたしたちが身につけ、その後ろ姿を子どもたちに見せられる場にしていけたらと考えています。

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🎶なぜ、『語らう会』をやるのか?

一般的に、保護者の立場で、子育てや教育の話をするとき、共感ベースの会話になることが多いと感じています。子育て支援の相談の場などでも、そうで「みんなそうだよね」「お母さん頑張ってるね」「何かあったらなんでも話して」という会話となりがちで、その相談をもとに、「年子や多胎育児である」「子どもに何か特性がある」など具体的な課題にたどり着けば、実質的な支援などにつながるケースもあるのかもしれませんが、その相談がより一般的なものであればあるほど、「共感」でのようなところで終わってしまって、結局は、一番肝心な"子ども”にとってどうなのかという視点まで辿り着かないケースが多いように思います。

わたしもかつて、仕事と家事に追われ、子どもに怒鳴ったり、手をあげたりがやめられなかったときに、相談するばかりで具体的に問題や課題が何年も解決していかないことがありました。「子どもにとっていい環境ではない」と自覚しながらも、自分の力で状況を改善できないことに、人として親としての欠落感のようなものがありました。

確かに、子どもを育てる保護者の不安や不満を拾い上げて、保護者の精神的、肉体的な安定を取り戻すことは大切なことだと思うけれど、その上で、さらに具体的な課題や問題が抽出して、今後踏むべきステップを明らかにしていくことがより大切だと感じています。

子どもを育てるということは、人ひとり育てること。簡単にできることではありません。でも、わたしたちはその方法を教わる機会はありませんし、現代社会ではいろんなお手本を見る機会も少なくなっています。(昔は、兄弟の子育てとか、親戚の子育て、ご近所の子育てを見る機会もあったと思うのですが)わたし自身は、子育て雑誌や行政の子育て情報を参考に過去子育てしてきましたが、この数年、わたしの子育てで具体的に出てきた問題と向き合うと、これまでやってきた子育てのツケが実際に「子ども」に出てきているといったことがたくさんありました。そして、その中で出会った、本来子育てに必要だったことや社会の問題や課題を学んでいくことで、わたし自身の問題・課題も次第に解決していきました。

子育て・教育の悩みは、親や大人が主体的に学べば、次第に解決していくとわたしは今思っています。親として未熟なだけで、より良い子育てや教育を、子どもを通じて学べば、成熟していくことができ、子どもの課題に向き合うことができるようになります。
一方で、子育てや教育に関する講演会や勉強会はたくさんありますが、それを自分ごとに落としていくのは難しいことです。どんなにいい話でも、頭をかすめては、日々日常の生活に追われてしまい、忘れてしまうからです。

そこで、「子育て」「教育」を共に学び、そして共に語り合う場を作ろうと思いました。
子育てや教育について、愚痴をこぼす場はあったとしても、なかなか真剣に議論する場は少ないと思ったからです。
「子ども」はミライそのものです。
「子ども」たちの感覚や考え方が変われば、未来は大きく変わる。
そのことをしっかりと自覚しながら、大人が真剣に「子どもたち」「ミライ」「教育」について語り合うそんな場。
みんなで学んでインプットしたことを、その場でアウトプットし、定期的に集まって、また思い出す。そんなことを繰り返しながら、子どもに関わる人として大人が日々成長することで、「子どもにとってどうなのか」という視点で子どもたちの課題・問題に取り組めるようになればと思っています。

 

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\かつて子どもだった大人たちへ/
2021年春、
鹿児島県曽於市『財部町』に
みんなのひみつ基地Jya-Jyaをつくろうと思い立ちました。

まだまだ、手付かずのボロ牛小屋だけど、
来てくれる 大人 も 子ども も
「自分らしく」「好きなことをして」過ごせる場所になったらな。
そして、そんな場所がこの世界に広がっていったらな。

そんなふうに思っています。

 

わたしが家族と一緒にひみつ基地をつくり始めた経緯が
キニナル方はコチラから↓

はじめまして、公務員を辞めました  

 

その後2022年5月、
さんすう教室コポリをスタートすることにしました。
そのときの思いはこちらです↓

さんすう教室を始めました