元優等生のRe:スタートものがたり

元優等生の30代後半までの葛藤と、人生のRe:スタートを決意したその後の日々や想いを綴っています。

うちの次女

こんにちは
大瀬 優子です!

宮崎県都城市のお隣、鹿児島県曽於市財部町で
ひみつ基地Jya-Jyaとさんすう教室コポリをやっています♪


ここのところ、長女のことばかり書いていたので、次女のことも。

うちの5歳次女は、長女とはまた違うタイプ。

わたしは、子どもの性格や特性と、出産スタイルって繋がっているなぁって勝手に思っていて、、、。
長女の出産は、予定日9日押し。
自分が思い立つまでは動じない。しっかりとマイペースを貫いてる今の姿に繋がっています。
(と言っても、何にもしてないように見えるその間に、ちゃんと様子を入念に観察していて、しっかり計画を練っているんですけれど。実際、初産だったにも関わらず、陣痛始まって4時間でスルッと生まれてきました。)。
うちの長女は、生まれるときから長女そのもの。
無理せず、しっかりと機を待って、自分を貫くタイプです。

次女はというと、、、
ちょうど長女が小学校入学した直後に生まれてきました。
予定日の1週間前。
参加できるかしら・・・と心配していた長女の初めての運動会終えた直後、長女の学校の関係で里帰りしなかったので田植えの時期を見計らって母が来てくれたその日の夕方に、本当にこちらの期待通り、ピンポイントに生まれてきました。
しかも、家で長女の宿題が終わるまで見届けて(←こんなことしなくてよかったと今は思いますが笑)、病院着いて2時間で生まれてくるという。
ちょっと出来過ぎなくらい、本当に察しよく、こちらの期待をそのままやってくれる子で、誰かのために生きるのが向いている子なのです。

しかも、自分じゃない誰かが怒られているのをよく聞いています。
だから、次女に直接言ったことが無いことまで、しっかり守って、大人の手を煩わせないような子に見える。
そんな子なのです。

* * *

次女(と末っ子も)は、保育園をたくさん代わっています。

本題から少し逸れますが、、、、。

初めての園は、長女が卒園した園でした。
わたしたち夫婦が、親1年目で、「子どものために」ではなく、通勤しやすいとか近くで便利とかそんな「大人の都合」で選んだ園です。
それでも、その園で出会った先生方が、娘のマイペースさを否定することなく、娘と長く関わってくださったから、親として全く未熟なわたしたち夫婦の下でも、長女は長女でいることができたなぁと思っていて、とっても感謝はしていたのですが、それでも、いろいろ学ぶ中で、やっぱり「子どもをまんなかにした」より良い環境を選びたくて、次女と末っ子は、入園して半年強で転園をしました。

二つ目の園は、園長先生が「子どもまんなか」を貫いている素敵な園でした。
いろいろ勉強して、日本の中には、いろんな保育園があるって知ったけれど、わたしは、実際に自分の子どもたちを通わせる場所として見てまわった中に、ここ以上の保育園にはまだ出会っていません。
次女も、園長先生のことを正直とてもこわがっていたけれど笑、親以上の愛を下さった出来事があって、時々ふっと思い出して、そのことを話してくれます。
今は華やかでキャッチーな言葉が溢れる世の中ですが、厳しさの中に、本当の暖かさを持った関わりをしてくださって、本当に大切なことを学ばせてもらいました。
わたしたち自身も、親としてとても成長させてもらったと思っています。

blog.himitsukichijyajya.com


そして、今通っている園は、福岡から鹿児島への移住に伴って、選んだ園です。
時期が悪く、前に一時保育の園を数園挟んだものの、今通っている園も、教育方針を子どもまんなかにして、考えてくださっています。
どんなに、大人が求めるものが変わっても、「やっぱり、子どもたちには!」と園長先生がおっしゃっていることを信頼して通園させています。


最初の園に入園したとき、わたしはまだ公務員でした。
次女、長男と2人を出産して通算3年のお休みをいただいたあと、仕事復帰に伴っての入園。
当時まだ2歳だった次女なのですが、慣らし保育の当日から、ハイテンション♪
とっても楽しく、通い始めてくれて、こんなにスムーズでいいのか!と思っていました。
ですが、仕事をスタートしてしばらく、入園後1ヶ月過ぎた頃から、結局退園するまでずっと、毎日毎日グズグズ「保育園行きたくない」と言っていました。
そして、その当時、わたしは「あぁ、やっぱり保育園の選び方が悪かったのか」と思っていました。

次の園に入ったのは、年少さんの11月からでした。
入って1週間もしないうちから「ずっと、通ってたかと思うくらい、馴染んでいるし、楽しんでます」と言われていました。
仲良くしていたおともだちもいたし、「やっぱり、選んだ保育園がよかったのだなぁ」と思っていました。
でも、次は入園後3ヶ月を過ぎたあたりから、半年ほどぐずぐず・・・
いろいろやって、いろいろあって、退園するころにはそういったことも少なくなっていきました。

そして、今の園では、入園当初から!半年近くぐずぐず言っていました。

* * *

その時々、その時点では気付かなかったのですが、そうやって、いろんな園をまわったおかげで気づいたことは・・・。
次女は「新しい環境がかなり苦手」ってこと。
最初、全然、ピンと来ていませんでした・・・。
よく保育園の通い初めは「最初は泣いた方がいい」「泣かない子の方が後が長い」って聞くけれど、こういうことか!と自分で気づくまではなかなかわからなかった。
だって、はじめはスムーズだし、ハイテンションで、一見、本当に楽しそうに見えるのですから。

そして、今になって思うこと。
一番最初の園に入園した当時のわたしは、なんとか保育園に楽しく通ってほしくて、「保育園はこんなとこだよー」「楽しいよー」と、通う前から、暗示をかけるように次女に話をしていました。
当時のわたしは、まだまだ、なるべく「何事も起こらないように」「子どもたちがぐずらないように」「子どもたちが楽しくできるように」と考えていました。
その期待をしっかりと察して、入園当初に見事に出来過ぎのシナリオをなぞってくれた次女。
「察しがいい」「相手のために何かしてあげたい」そういう次女の性格や特性を、親の都合で利用して、娘らしく踏み出す一歩目を無意識に邪魔していたわたし。
「無意識に」というのが本当にこわいことです。
次女は、そうやって自分に無理をする分、それが反動となってあとで出てくる・・・。
そして、出てきたのときには、そのぐずぐずの元は、よくわからないという状況だったわけです。

さすがに、2回の転園で新しい環境が苦手ってことかなぁと薄々感じ、今通っている園に入園したときは、「いやだなぁ」って気持ちの蓋をさせないようにして通わせました。
それでも、新しい環境に慣れるのに、半年くらいはかかったわけですが。

* * *

こうやって過ごしていると、本当に、子どもって、色々なんだなぁと思います。
大人だって、本当に色々だろうなぁと。
我が子でもこんなに違う。
3人産んで育てていても、3人目の子は、初めましての子。
我が子でもわからないことだらけです。
わたしの小さな考えでは、1人育てただけでは、
わからない、理解できないことがたくさんあります。

それでも、こうやって、長いスパンで、良かったことも悪かったことも含めたいろんな出来事をひたすらにただ見続ける中で、そのときの表情や行動をそれぞれ照らし合わせて、「あぁ、この子はこういう子なんだなぁ」と日々発見して、表面や発せられる言葉だけではわからない「この子らしさ」「この子自身」に、少しずつ近づかせてもらっている毎日なのです。

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\かつて子どもだった大人たちへ/
2021年春、
鹿児島県曽於市『財部町』に
みんなのひみつ基地Jya-Jyaをつくろうと思い立ちました。

まだまだ、手付かずのボロ牛小屋だけど、
来てくれる 大人 も 子ども も
「自分らしく」「好きなことをして」過ごせる場所になったらな。
そして、そんな場所がこの世界に広がっていったらな。

そんなふうに思っています。

 

わたしが家族と一緒にひみつ基地をつくり始めた経緯が
キニナル方はコチラから↓

はじめまして、公務員を辞めました  

 

その後2022年5月、
さんすう教室コポリをスタートすることにしました。
そのときの思いはこちらです↓

さんすう教室を始めました