元優等生のRe:スタートものがたり

元優等生の30代後半までの葛藤と、人生のRe:スタートを決意したその後の日々や想いを綴っています。

2023年3月の語らう会レポート

 

こんにちは
大瀬 優子です!
宮崎県都城市のお隣、鹿児島県曽於市財部町で
ひみつ基地Jya-Jyaとさんすう教室コポリをやっています♪

まとめがまたまた遅くなってしまいましたが、、、。
さんすう教室コポリで開催した
2023年3月に語らう会のレポートです!

語らう会って?↓

blog.himitsukichijyajya.com

さて、2023年3月の『語らう会』のテーマは、
【(子どもが/自分が)自分の意見を言えるようにするためには】

みなさんのはご自身の意見をちゃんと言えますか?
あなたのお子さんはどうでしょうか。
自分の意見が言えるって大切ですよね。

だけど、なんで大切なんでしょう?

・・・
なぜか?
それは、自分の権利を守るためです。
みんなのそれぞれの権利を守るためです。
みんなそれぞれが、ちゃんと「自分」でいるためです。
友だちにいやなことをされて、「いやだ!」って言えなかったら、我慢するしかなくなります。
本当にそれでいいですか。

というわけで・・・

本『子どもたちに民主主義を教えよう』という本を取り上げることに。
この本を読んで、それぞれ考え、語らうことにしました。

honto.jp


この本!よかったら、1人でもたくさんの方に読んでほしい!
目次を見るだけでも、Kindleで無料部分だけでも。
どうして、
この国では、大人も子どもも自分の意見が言えないのか
ってことが、わかるのではないかと思います。

この本の帯に書かれている文句をピックアップします↓↓↓

【誰かが決めてくれる。
 そんな"当事者意識"を失った
 従順な子を育てる教育は
 終わりにしよう。】

【多数決の問題点わかりますか。】

今の学校では、、学校が提示するものは、イヤなものでも従順に従うしかありません。大人も子どもも。みなさんは、どう感じていますか。
多数決、この国の政治も同じやり方です。だけど、それって、本当にみんなの意見でしょうか。

ちょっと話がずれているように感じる方もいるかと思うので、
今回のテーマに落とし込んで、わたしなりに本の内容を要約すると、、、
自分の意見を言えるようにするために大切なことは「その意見を受け入れてくれる受け皿があるか」ということだということです。
もちろん、自分の力で意見を言えるってことも大切なことなんですが、それが言える前提の環境が大切だよってことです。
自分の意見を言ってもいいんだと思える環境が大切ってこと。

本来、日本は、日本国憲法のもとで、人はそれぞれの「自由」が認められているんですよね。そのお互いの権利を、お互いに認め合おうって話です。

これは、先生と生徒という「学校」の場でもそうだし、親と子という「家庭」という場でもそう。

わたしたちは、どんな場が民主主義なのか、お互いが尊重されているってことなのか、本当に知らないんです。
知ったら、その世界の方がいいと思う人がたくさんいると思う。

本、読む時間無いって方は、この本の紹介動画↓もあるんで、そちらを見るだけでも。
ぜひ、ぜひぜひ!オススメです!

youtu.be


語らう会、人数少なかったんですが!
盛り上がりました!
少人数の方が対話は始めやすい♪

この本を読んで、いかに、本当の民主主義(多数決で決定するような少数の意見を切り捨てるものではなく、みんなの合意形成を図るっていうもの)をわたしたちは知らなかったのか、実体験、実経験を出し合いながら、対話をすることができました。

まず、そこを子どもの時に、
学校で学ぶことができたら、、、
家庭で実践してもらえていたら、、、
それぞれの立場でできることが色々と浮かんできたように思います。

みなさんは、どんな環境なら、自分の意見が言えますか?
自分の意見を言ってみようと思えますか?

ぜひ、考えてみてほしいと思います。

わたしたちは、大人として、親として、教育に関わる人として、知らないことがたくさんあります。
わたしたちはそういう教育を受けてきていませんから。
今まで、みんなが「当たり前」と思っていたことが、実は違うかもしれないってことです。
それを知っていたら、子育てや教育や社会での実生活で、本当は悩まなくてもいいことで、悩んでいるのかもしれないってことに気づくかもしれません。
わたしたち大人に染みついた価値観や「当たり前」と思っていることが、子どもたちの可能性を狭めているってことに気づくかもしれません。

まずは知ること、そして自分の頭で考えること。
語らう会をすることで、知らなかったことを学び、また語り合うことでお互いの考えが深まり、また広がり、大人も子どもも可能性が広がっていくことを願って、これからも細々でも続けていきたいなと思っています。


🎶参加された方のご感想です↓↓↓

【「語らう会」に参加してみて・・・】

ゆっくり語れたのでよかったです。対話を大人ができているか?で、子どもに伝えられるかも違ってくるので、大人の学びは大切だなと思いました。知らず知らずに忘れてしまっている選択の自由を思い出せてよかったです。
「みんなちがって、みんないい」そんな日常と学校を目指して、できるところを取り組んで行きたいなと思いました。
これからもよろしくお願いいたします。
(40代女性)


そして、お子さんの発熱で急遽来れなくなった方からは、本を読んだ上で、こんなご感想もいただきました。

こんばんは^ ^
早速、本を読んだ感想を送らせてください。

私は今までに民主主義を意識して過ごしたことはあったのかな?と自分の人生を振り返ってみました。
東京で働いていた保育園の園長が結構クセ強園長だったから、保育士達からは不満の声も多かったんです。もちろん私も沢山ぶつかったし、沢山相談もしたし、沢山飲みにも行ったのですが、私はこの園長が大好きでした。
何かを話し合ったり、指導をするときに『子どもを中心に考えなさい』ってずっと言ってたんです。
保育をするうえでいつも子どもを中心に考えてくれる人だったので、私たちも意見が割れた時に今見てる子達だったらどっちが楽しいかなとか、どんな事が出来るかと立ち止まって考えるポイントになってました。
この本で出てくる『みんながOKと言える最上位目標』を設定してくれていたのかなと思いました。
その時に働いていた同僚は今でも一緒に働いていた時を思い出して、あの頃が自分の保育の基礎になってるねって話すんです。
そしてみんななんだかんだクセ強園長の事も好きで尊敬してるんですよね。
『最上位目標』を決める事で対立にならずに対話ができるのかなと思いました。
あと、本の3つの問いかけもシンプルで分かりやすい関わり方だなと学びになりました。
(30代女性)


せっかくなので、次回、もう少し、この本についてもお話ししたいなぁと思っています。
1冊ですが、本の貸し出しも可能ですので、ぜひよかったら、次回ご参加くださいね。


そして、実は・・・
この本、わたしのこんな行動も後押ししてくれました↓
学校の先生にもこの本をお渡ししてお話ししたりしました。
この話の続き、この話の裏話を、今後もこのブログに書いていきますので、どうぞそちらもお楽しみに笑。

blog.himitsukichijyajya.com


* * *

次回の『語らう会』は・・・
2023年5月27日(土)15:30-開催です!

注意⚠️5月は第3週ではなく、第4土曜日の開催になります⚠️
語らう会の後、持ち寄りのバーベキューを開催予定です。
語らう会参加者以外の参加も可能ですので、ご希望の方はご参加ください。
(*持ち寄りですので、特に費用は発生しません)

次回は、3月語らう会のテーマを引き続きお話しするのに加え、こちらの話題。
とある動画をみんなで観て、考え、語ってみたいと思います。
お楽しみに。
(参加希望をくださった方に動画の情報などお知らせします。)



詳しく知りたい方や参加ご希望の方は、さんすう教室コポリの公式LINEかインスタグラムのDMにメッセージお願いいたします。

 

さんすう教室コポリ 公式LINE

lin.ee

 

さんすう教室コポリInstagram

https://instagram.com/kopoli_math?igshid=YmMyMTA2M2Y=

 

前回2023年1月の語らう会のレポートはこちら↓

blog.himitsukichijyajya.com

______________________

 

\かつて子どもだった大人たちへ/
2021年春、
鹿児島県曽於市『財部町』に
みんなのひみつ基地Jya-Jyaをつくろうと思い立ちました。

まだまだ、手付かずのボロ牛小屋だけど、
来てくれる 大人 も 子ども も
「自分らしく」「好きなことをして」過ごせる場所になったらな。
そして、そんな場所がこの世界に広がっていったらな。

そんなふうに思っています。

昨年の映画「夢みる小学校」上映会を機に始めることにした《語らう会》。
今後、細ーく長ーく続けていけたらなぁと思っています。

わたしが家族と一緒にひみつ基地をつくり始めた経緯が
キニナル方はコチラから↓

はじめまして、公務員を辞めました  

 

その後2022年5月、
さんすう教室コポリをスタートすることにしました。
そのときの思いはこちらです↓

さんすう教室を始めました