元優等生のRe:スタートものがたり

元優等生の30代後半までの葛藤と、人生のRe:スタートを決意したその後の日々や想いを綴っています。

3歳までにしておきたいこと カラダ編

こんにちは

大瀬 優子です。

 

今、3人の子育てをしてきて、

3歳までにしかできないことってたくさんあるなぁと思うのですが、

そんなことのひとつを書こうと思います。

 

これから熱中症の季節になりますが、、、

3歳までにしておきたいことのひとつ!

熱中症予防です!!

 

って、え!?って感じかもしれませんが、、、。

 

* * *

 

毎年、熱中症になる方がどんどん増えています。

夏、本当に暑いですもんね!

 

学校でも熱中症が起こって、

子どもが救急搬送されたとか、

状況によっては亡くなったとか毎年報道されています。

学校でも、空調設備の導入が進んでいますね。

(わたしも公務員時代、

当時住んでいた市内小中学校全ての教室に

空調設備を設置する工事に関わったなぁ・・・遠い目)

 

熱中症予防の管理ができていない!と

学校側の責任が問われることも多々あるかと思います。

 

確かに、学校側の責任が0とはわたしも思いませんが、

前回のブログにも同じようなことを書きましたが、

親として、「子どもの体調」を知っておけば、

できることもたくさんあるのかなとは思います。

(最悪、命を落とすくらいなら、疲れているからと親の判断で、

 学校休ませてあげたらいいときもあるんじゃ無いのかなとか。)

 

前回のブログはコチラ↓

yuuuuu159.hatenablog.com

 

* * *

 

そして、それよりも何よりも!!!

3歳までにしかできないことで言えば、

「なるべく空調設備などを使わずに過ごす」

ってことかなと思っています。

 

日本よりももっと暑い場所、

例えば砂漠などで生き抜く人もいると思いますが、

その人たちも私たちと同じ人間です。

だけど、その土地の気候に応じて生きていますよね。

それはなぜか?

おそらく、幼いとき過ごした環境に適応しているのだとわたしは思っています。

 

科学的なことはわたしもよくわかっているわけではありませんが、

「汗腺の数は3歳までで決まる」と聞いたことはありませんか?

感染の数は、人種によっても違うそうで、

持って生まれた汗腺の数は生涯変わらないと言います。

しかも、その汗腺は全て使えるわけではなく、

2歳半〜3歳までに使える汗腺の量がある程度決まり、

それはまた生涯変わらないとのこと。

そして、それぞれ一つ一つの汗腺の能力がその後また発達するという風になっているのだそう。

 

つまり、

使える汗腺の量は3歳までしか最大化できない
(当初↑こう書いていましたが、
訂正します20220926)
使える汗腺の量は3歳までにある程度決まってしまう

ってことです。

 

「汗をかく」って嫌なイメージを持つ方もいると思いますが、

体温調節など人間にとっての重要な機能です。

人は、3歳までに過ごした環境によって、

必要な量の汗腺ができ、その環境に適応して生きているってことです。

 

生まれたての赤ちゃんはまだその能力が不十分なので、

その様子をしっかり見ておく必要はあるとは思いますが、

3歳までの環境がいかに大切かということは想像できるかと思います。

 

* * *

 

「赤ちゃんは体温調節がうまくできないので、

 室温の管理をしてあげましょう」

って出産後、多くのお母さんが指導を受けていると思います。

 

わたしもそうでした。

我が家はわたしの母がそこに過剰反応で、

季節に応じて、やれ冷房だ!やれ暖房だ!重ね着だ!靴下だ!と

温室の中で上の子2人は育てていました。

反対に一番下の子はほとんど空調使っていません。

暑いときはヒーヒー言いながら暑さを凌ぎ、

寒いときもある程度薄着で過ごさせました。

 

その結果ですが、、、

もちろん個人差も多少はあると思っていますが、

差は歴然だと思います!

 

いちばん上の子(11歳長女)はもうだいぶ大きいのでそこまで感じませんが、

真ん中の子(5歳次女)は夏生まれなので、夏はまだ大丈夫ですが、

冬の寒さにとことん弱い!雪が降っても、寒くて全然遊べません・・・

一方、一番下の子(3歳長男)は、暑さにも寒さにもホント強い!

雪でも「子どもは風の子」でガツガツ遊ぶし、

夏でも、暑さにめげず、疲れも出にくいなと思います。

 

空調設備も服で暑さ寒さ対策をするのも、

必要なときはもちろんあると思います。

が!

できたら、自分の本来の力で乗り越えられたら、

一番いいとは思いませんか?

 

現代の快適さ、便利さが、

子どもの能力を奪っているという現実があります。

 

学校など、親元を離れて過ごすようになったとき、

親は子どものことを近くで見て、守ることができなくなっていきます。

そのとき、3歳までの過ごし方で、

子どもが子ども自身の能力で自分を守れることがあるってことを

頭の片隅に置いておいてもらえたらなと思います。

同じように学校生活を送っていても、

熱中症で命を落とすかもしれない子とそうでない子のベースが

家庭の育て方で出てくるかもしれないということです。

 

「空調設備を使ってはいけない」

「薄着でないといけない」

ということではなくて、

そういうことがあるということをまずは知っておく

ってことが大切かなと思います。

 

現代は、そういうことは教えてもらえずに、

ただ「快適さ」「便利さ」に流されやすい世の中です。

今回書いたことだけでなく、

人間の能力は使わないと使えなくなるようになっている

っていうことがたくさんあります。

それは、脳も体の能力もです。

 

わたし自身も、子育てする上で、

「知っていれば」違う選択をすることもできました。

だけど、知らずにその時を過ごしてきて、

今からどうするかしか選択できません。

 

わたしは、わたし自身の価値観が大きく変わる中で

子どもたち3人をそれぞれ育て方で育ててきて

親として色々感じてきました。

感じたそういうことを少しずつ伝えていけたらなぁと思っています。

 

* * *

 

\かつて子どもだった大人たちへ/

 

2021年春、

鹿児島県曽於市『財部町』に

みんなのひみつ基地Jya-Jyaをつくろうと思い立ちました。

 

まだまだ、手付かずのボロ牛小屋だけど、

来てくれる 大人 も 子ども も

「自分らしく」「好きなことをして」過ごせる場所になったらな。

そして、そんな場所がこの世界に広がっていったらな。

 

そんなふうに思っています。

 

わたしが家族と一緒にひみつ基地をつくり始めた経緯が

キニナル方はコチラから↓

はじめまして、公務員を辞めました