元優等生のRe:スタートものがたり

元優等生の30代後半までの葛藤と、人生のRe:スタートを決意したその後の日々や想いを綴っています。

おはなし会に参加して

\かつて子どもだった大人たちへ/

 

こんにちは

ひみつ基地Jya-Jyaの大瀬 優子です。

 

2021年春、

鹿児島県曽於市財部町』に

みんなのひみつ基地Jya-Jyaをつくろうと思い立ちました。

 

まだまだ、手付かずのボロ牛小屋だけど、

来てくれる 大人 も 子ども も

「自分らしく」「好きなことをして」過ごせる場所になったらな。

そして、そんな場所がこの世界に広がっていったらな。

 

そんなふうに思っています。

 

わたしが家族と一緒にひみつ基地をつくり始めた経緯が

キニナル方はコチラから↓

はじめまして、公務員を辞めました  

 

* * * 

 

 

5月の頭にピンときて、

宮崎市で開催されるおはなし会に参加してきました。

 

アーサー・ビナードさんにお会いしたのは、今回が2回目。

 

初めてお会いしたのは、去年2021年の夏に、

小6長女が通う福岡のフリースクールの繋がりで、

アーサーさんと広島のまちを歩く会でした。

 

そんなアーサーさんが宮崎に来るって情報に

たまたま、それとなく行き着いたわたし。

せっかく来られるなら、またおはなし聞きたいなと思って、

ちょっと5月でお疲れ気味の4歳次女をデートに誘って行ってきました。

 

* * *

 

去年夏のおはなしでは、

アーサーさんがご自身の目で見てきた

広島原爆の話を聞かせてもらいました。

 

今回は、絵本翻訳されている大友剛さんとご一緒に

コロナ禍2年を通して、

お二人の目から見える世界の真実のおはなし。

 

* * *

 

大友さんはマジシャンでもあって、

いくつかのマジックを見せてもらいました。

どのマジックもすごい!

「おー!」とにかく感心するばかりのわたし。

4歳次女も目が点になってました笑。

きっとタネも仕掛けもあるのはわかっているのですけれど。

それでも、コロッと騙されちゃうわたしと純粋にびっくり続きの娘。

 

今回は、見せてもらったマジックのタネあかしまでしてもらいました。

 

マジックで注目させられているのは、

本当に重要なところではないってこと。

真実はマジシャンの手の中ですり替えられたり、誤魔化されたり。

全てはマジシャンの手中に握られているっ!

本当にマジシャンって、テクニックがすごいです。。。

知っていても、

モタモタで、不器用なわたしには到底マネできませんが・・・

 

印象的なおはなしは、

「マジックは紀元前から権力者の支配の道具」だったということ。

遠い昔から、

真実はいつもテクニックを持っている権力者の手の中にあって、

支配される人は真実では無いことに注目させられてきたってこと。

 

* * *

 

お二人から見えることについて、たくさんおはなし伺いました。

 

天然痘は本当にワクチンで根絶したのか。とか。

 

帰ってから、WEB上で調べても、たどり着けない話も多々。

 

わたしたちが

学校で学んできたことは、

教科書に書かれていたことは、

本当に真実だったんだろうか。

 

学校で学ぶ意味って・・・?

 

* * *

 

去年の夏に聞いた

広島の原爆のおはなしもそうでした。

知らないことばかり。

アメリカ人であるアーサーさんが、

直接現地に住んで、現地の人の話を直接聞いて知ったはなし、

実際の体験者の方から直接聞くはなし。

 

* * *

 

今、日本はまだコロナ禍にいます。特に田舎は。

(でも、世界ではもう終わっているなとわたしは感じてます。)

 

高齢者の多いこの地では、各家庭に専用のラジオ機が配られていて、

市が市民向けに朝と昼と夜に情報発信をしています。

毎日放送される市内の感染者?の情報。

毎日「この情報いる?」と思いながら聞いています・・・

「基本的な感染対策を・・・」

→「いる?」と思いながら笑。

 

* * *

 

天然痘のはなしも、

広島原爆や戦争のはなしも、

事実がどうであったか、

遠い過去になりすぎてしまって、

本当がどうだったか自分の目で確かめるのは

もうなかなか難しいと思うけれど、

目の前の"コロナ”はまだ身近に感じて、知ることができます。

世の中が騒いでいる方向に、本当に真実があるのか、

見る人がしっかりと見極めないといけないのでは無いかなと改めて思いました。

 

* * *

 

さて、この講演会には、

地元テレビと地元新聞社の取材が来ていました。

 

ポップなポスターと裏腹に、

今回のおはなし会は、

かっなり攻めた内容で、ダークな内容でした。

講演会中も、メディアがどう取り上げるのか?という話題に。

 

わたしが住んでいるのが鹿児島県なので、

直接放送が見れなくて、

主催者のかよこさんが

あとからWEB配信の情報を送ってくださいました↓

 

地元テレビでは、

"絵本の翻訳家から子どもたちへ読み聞かせイベントが開催されました”

"マジックも交え、親子で楽しいひとときを過ごしていました”

的なニュースになっていました。

https://www.umk.co.jp/news/?date=20220510&id=13859

 

実際は子どもの参加は少なめだったのだけど、こんな感じの取り上げ方。

嘘では無いけれど。

今回のおはなし会ってそんな会だった?って感じのニュース。

 

子どもがあんまりいなかったから娘がアップで映っていました笑。

(動画残しておけばよかったけど、もう配信が無くなっています。。

 共有できないのが残念)

 

新聞はこちら↓

朗読、手品で社会関心を 子育て市民団体が催し(宮崎日日新聞) - Yahoo!ニュース

 

テレビのニュースが

わたしが見て聞いて感じたこととはあまりにも違う形で放送されていたので、

新聞でここまで取り上げられて、

まだまだ捨てたものでは無いかもしれないと思いました。

 

流れてくるニュースの中も読み解けばってことかな。

 

でも、実際は、

新聞に書かれたこと、

わたしがこのブログに書いていること以上の

おはなし会だったわけで。

 

んじゃ、普段見ているテレビのニュースってホントのこと?

(我が家ではもうすっかり見ていませんが・・・)

(毎日毎日、何回も何回も観ていることで、

 気づいたら、本当のことになっているのかも・・・?)

 

このことを実感できているってことが

一番の収穫だったかなと思います。

 

* * *

 

もし、娘が不登校にならなかったら、

わたしも夫も、こんなこと知る由もなく、

ただただひたすら、社会の歯車になって、

苦しくても将来のためにって頑張っていたのかなぁと思います。

 

そう思うと、悔しくてたまらない気持ちになる。

毎日、ただ健気に学校に通う子どもたちや、

大人に指示されても争うことなくマスクをしている姿を見ていると、

この世界を自分たちの手元に戻したい気持ちが本当に強くなります。

 

30代前半までのわたしの人生は、

いろいろと情けないことばっかりで、時々振り返るとうんざりするけど、

それでも、今思っていることを心底感じ切れるのは、

その長すぎる期間があったからで、30年以上もしゃがみ込んだ分、

これから思いっきりやっていきたい。

 

まずはわたしの人生をわたしが生きることから。

いろいろやりたいことだらけ。

でも、まだまだ、踏み切りきれていない部分もあるのも事実。

自分に向き合いながらやっていくぞー!

 

* * *

 

娘が繋いでくれたご縁で、

また、この地でも新しい人に出会って、新しい場所に出会っていけていて。

本当にありがたいことだと思っています。

ありがとうー!