元優等生のRe:スタートものがたり

元優等生の30代後半までの葛藤と、人生のRe:スタートを決意したその後の日々や想いを綴っています。

終戦の日に思うこと(長文です!)

こんにちは
大瀬 優子です!
宮崎県都城市のお隣、鹿児島県曽於市財部町で
ひみつ基地Jya-Jyaとさんすう教室コポリをやっています♪

* * *

今日は、2022年8月15日。
77
年前の今日、戦争が終わった。

 

でも、日本の戦後はまだ終わってない。

わたしはそう思う。

 

   

 

今、わたしは学習支援のお手伝いをしている。

夫のミニ四駆コースを手伝っている。

そして、さんすう教室を始めることにした。

 

そんなこんなで、移住したこちらでも、

子どもたちに接する機会がチラホラ増えてきた。

 

そうして、接していて思うのは、

子どもたちがみんな我慢してるし、

頑張ってて、疲れてるなってこと。

 

やりたいことを「やりたい!」って言えずに、

やりたくないことを「嫌だ!」って言えずに、
「わかんない」って言ってみたり、

冗談みたいに笑いながら

「今日ぼく自殺します」って言ってみたり

自虐ネタみたいに

「どうせ、わたしにはムリなんです」なんて言ったりして、

誤魔化している。

 

顔は笑っているけれど、

そんな子どもたちを目の前に

それを聞いてあげるだけで、何もできない自分がいる。

 

   

 

最近、とても尊敬できるお母さんに出会った。

 

お子さんのことをよく観察して、

よく理解して、否定せずに認めて、

いつでもお子さんの味方になって、

しっかり成長を一緒に踏んでこられたような素敵なお母さん。

子どものことを純粋に思っている気持ちが伝わってきた。

 

わたしもそうなりたいと思いながら、

できていないことだらけだから、

お話し伺いながら、お腹がぎゅーっとなったけど、

でも、こんなお母さんに出会えて心強いなと思った。

 

 

でも、そんなお母さんからこんな言葉が飛び出した。

 

「将来やりたいことができるように、勉強する子がたくさんいる学校を受験させたい」と。

 

   

 

その話を聞いて、

すーーっかり忘れていた記憶がふっと蘇った。

 

そういえば、わたし、中2のとき、

「佐土原高校のデザイン科に行きたい」って

そう思って調べ倒したんだったって。

 

佐土原高校に行きたいって、

わたしは親に伝えたことがあったかな。

結局、

実家がある都城からは遠かったし。

お金かかるかなと思って。

わたしにはそこまでの力は無いかなと思って。

親に遠慮して、わたしが勝手に諦めたんじゃなかったっけ。

その後、中3になって高校を選ぶとき、
(このときのことはよく覚えている)

調理師になりたくて、都城農業高校を希望をした。

父母は大反対で、わたしの話聞いてくれなかった。

「調理師の勉強は大人になってからもできる」って伯母に説得されて、

結局、高専(建築)に進み、そのまま20年以上その道で生きてきた。

 

       

 

最近、

デザインというまではないけれど、

そんなお仕事に少し携わらせてもらっている。

わたしのインスタを見て、声をかけてくださった。

わたしにイベントの案内図つくって!と頼んでくれた友達もいる。

Jya-Jyaジャジャのロゴを作ったり、自分で写真を撮ってチラシを作ったりもしている。

よく考えたら、ずっと苦しみながら建築やってるときも、

図面を仕上げるのは好きだった。

 

直接そういうデザインを学んだわけではない。

でも、学んでなくても得意だし、好きだ。

その道でずっとやってきた人には、もちろん到底叶わないけれど。

 

そんなことを今やってると、

20年以上前のわたしの選んだ道は

間違って無かったんじゃないかとふと思う。

 

そのときはまだ子どもで、

経験が無くって、確信が無かった。

親や周りの大人、先生が言う通りにした方がいいのかなって。

押し切って、うまくいかなかったらどうなるんだろうって。

そう思って、20年以上も遠回りしてきた。

あのとき、あの道に進みたいと素直に言えていたら、

やりたいことをそのままやっていたら、

やりたくないことをやらなかったら、

わたしの今はどうだったのだろうかとそう思う。

 

   

 

「欲しがりません、勝つまでは」

 

 戦時中、繰り返された言葉。

 

当時は、

食べるものや暖をとることさえ、我慢させられていた。

限られた情報の中で、

おかしいと思ったことにも「おかしい」と言えず、

やりたくないのに「やりたくない」と言えず。

命さえ、国のために差し出さなければいけなかった。

みんなそうしているんだからと。

 

たくさんの死ぬしかなかった命が

終戦記念日前になると浮かび上がるけれど、

 

それでも、最後の最後の最後のところで、

自分の気持ちに嘘をつかず、

我慢せずに、諦めずに、

自分のために、家族のために、

歯を食いしばって、生き延びた人がいる。

そのおかげで、今に命が繋がっている。

       

 

戦争が終わって、

77年も経った今。

 

みんながしているからと我慢して

(もう我慢しているって気持ちすら麻痺しているかも)

宿題したりマスクをしたりしている子どもたち。

 

今、我慢して努力(勉強)しなきゃ、

未来は開けないって思い込まされてきた大人たち。

 

わたしだってそんな大人のひとり。

「そうじゃない!違う!」って

「それじゃ幸せになれない」って

嫌ってほどわかっているのに、

尊敬できる方がそういうなら、、、と

「将来やりたいことができるように勉強する子がいる学校を受験させたい」って言葉に

少しグラっと軸を乱された。

 

子どものことを思う純粋な気持ちから出るそんな言葉を思い返して、

「未来」そのものである子どもたちの今の姿に悔しさが込み上げる。

 

戦争が終わったあと、上は変わっても、

「欲しがりません、勝つまでは」の精神を利用されて、

わたしたちは、根強く教育されてきたんだなぁって。

 

そして、そんな大人が今の社会を作ってきたんだなぁって。

 

   

 

「わたしたちは、

 いつまで、欲しがったらいけないんだろうか」

 

モノだけは嫌ってほどばら撒かれて、

食べるものや着るものは溢れている今。

戦時中のような「生きる」に直結するような

我慢は無いかもしれない。

 

だけど!

「生きる」ために持っておきたい輝きみたいなものを

我慢することを強いられている今。
子どもらしく過ごすことや、自分らしくいること、
そして、やりたいことを今やることを制限される今。
しかも、「子どものために」っていう

あたかも聞こえの良い言葉で押し付けられている。

 

今や、日本の自殺者は年間2万人超。

10代~30代の死亡原因の第1位が自殺で、

自殺死亡率(人口10万人当たりの自殺者数)は

主要先進7カ国の中で最も高くなっていると言われている。


子どもたちが今、やっているやりたいことの先に、

子どもたちの未来がある!

 

楽しくない""の先に、楽しい未来なんて無い!

 

人生、楽しんでなんぼ!

 

わたしは、強くそう思う!

 

未来をつくる子どもたちが、

人生を楽しめる世の中にシフトしていきたい。

 

「やりたい/やりたくない」ことを

素直に「やりたい/やりたくない」と言える世の中に。

「やりたい」ことを""やれる世の中に。

 

変わっていきたい。

変わっていこうよ。

わたしたちの世代で。

 

______________________

 

\かつて子どもだった大人たちへ/
2021年春、
鹿児島県曽於市『財部町』に
みんなのひみつ基地Jya-Jyaをつくろうと思い立ちました。

まだまだ、手付かずのボロ牛小屋だけど、
来てくれる 大人 も 子ども も
「自分らしく」「好きなことをして」過ごせる場所になったらな。
そして、そんな場所がこの世界に広がっていったらな。

そんなふうに思っています。

 

わたしが家族と一緒にひみつ基地をつくり始めた経緯が
キニナル方はコチラから↓

はじめまして、公務員を辞めました  

 

その後2022年5月、
さんすう教室コポリをスタートすることにしました。
そのときの思いはこちらです↓

さんすう教室を始めました

 

 

 

 

少しずつ変わっていく

こんにちは
大瀬 優子です!
宮崎県都城市のお隣、鹿児島県曽於市財部町で
ひみつ基地Jya-Jyaとさんすう教室コポリをやっています♪

 

小6長女の歯並び問題。

詳しく知りたい方は下記blog↓参照で!

blog.himitsukichijyajya.com

 

 

* * *

 

さて、都城でいい歯医者さんに出会いました!
わたしの方針と合う歯医者さんが、果たしてこの近辺にいるかなと思っていたのですが、ちゃんと辿り着けたー。
まぁやってみないとわからない部分もたくさんあるけれど、信頼できそうな先生です。
本当によかった。

 

* * *

 

福岡に住んでいた頃、新しい交友関係の中で、とっても良い歯医者さんを紹介していただいて、1度お話を聞きに伺いました。

「治療」とは、「原因を取り除く」ことが大前提と教えていただきました。
虫歯にしても、歯並びにしても、根本的な問題があって、それが繋がって繋がって、虫歯になったり、歯並びが悪くなったりしている。
いくら虫歯だけを削っても、歯を抜いて強制的に歯並びを整えても、根本的な原因が解決されなかったら、いずれ他の問題でまた出てくるだけ。ってお話です。

まさに、その通りなんだけど、そんなことを教えてくれるお医者さんってなかなかいないと思います。
それは、お医者さん自身がそのことを知らないのかもしれないし、教えたくないのかもしれないけれど。

 

* * *

 

今回新しく出会った歯医者さんは、娘の話、わたしの話、よくよく聞いてくださって。
そして、よくよく説明してくださいました。

4歳のときの扁桃腺摘出手術も、
小さいときなかなか治らなかったおねしょも、
歯並びも、、、
もしかしたら、全部同じ原因なのかもしれない・・・。

扁桃腺の摘出をするとき、
「娘さんは扁桃腺がこんな感じでおっきいです」
「今、手術した方が、大人になってからするより楽ですよ」
「麻酔の危険性は・・・」
こんな説明はたくさんしてもらったけれど、
「なんで扁桃腺があるのか、なんで娘が扁桃腺が大っきいのか」
その辺の説明は無かったし、わたしもそれを聞きもしませんでした。
というより、そんな質問が思いつかなかった・・・

「病院の先生がそういうんだから、そうしようかな」
安易に決めたつもりじゃないけど、、、
結局そんなふうに手術を決めてしまいました。

娘にとっては必要なモノだから、持ち合わせて生まれてきたかもしれないし、必要なサインだったのに・・・

でもね。向き合ってこなかったわけではない。
調べなかったわけでもない。
手術だって、我が家にとっては一大事だったし。
生まれてすぐに指摘された「難聴」の定期検査で勧められた手術だったので。

でも、やっぱり、勉強の仕方は良く無かったんでしょう。
WEBやメディアなどの世の中の大体の情報はやっぱり偏っていると思います。
そちらの情報も得つつ、もっと違う見方の情報も得つつ考えないと、本当に大切なことは見えてこない。
「知ること」って本当に大切。
そして、「知るためのつながり」が本当に大切。
でも、大体同じような情報源の人と繋がっているんですよね。
人って。だからなかなか出会えない。

そんなことって往々にあるのだと思います。
だって、わたし、35歳を過ぎて、新しい交友関係で、知ったこと、知った世界がかなりある。
知っている人は知っているのに、知らない人は永遠に知らない。
わたしの父母に限っては、60歳超えても知らないだけじゃなくって、「こんなのあるよ!」って伝えても、なかなか受け入れられない。
どんなに有益なことでも、変化を嫌うのです。人って。
その辺をもっと多くの人に少しずつ伝えていけたらなって。
いろいろ知った上で、選んでいるなら、それはその人にとっての幸せですもんね。
でも、違う選択肢を知らないで、選ばざるを得ない場面がたくさんあるのを嫌っていうほどこの数年で感じてるんです。

って、かなり脱線してる・・・
話を戻します・・・

 

* * *

 

今回そんな教訓を得て親として少し成長した?わたしは、歯並びが悪い根本的な原因に、素人ながらいろいろ勉強したり、情報を集めて、わたしなりにこんな治療がしたいなというイメージを持って、病院を探しました。

病院選びって大事。
でも、どうやって選んだらいいかって難しい。
信頼できそうな方に聞いて探そうかとも思ったけれど、以前そうしてみて教えてもらった病院が他に比べたらもちろん良さげではあったけど、ま、「良い」と思う基準も人それぞれだから。やっぱり、そういう情報も得つつ、自分で見て、考えて探さなきゃと。

思っていた治療をしてそうな病院は、鹿児島市内にしか無さそうで、仕方ない出かけていくか!と腹を決めていたわけなんだけど、そこの歯医者さんがなんと春に診療をやめていて・・・

仕方ないので、「近くの現実的に通える歯医者さんで少しでも良いところを!」と思って、WEB上で探していたら、なんとなく方針(原因を取り除く)の合うんじゃないか!?って歯医者さんを見つけたので、まぁ行ってみようと半信半疑で今回行ってみたわけです。

そしたら!
思っていた治療を前面には宣伝していないけど(いろいろあるそう)、その治療やってますって言われて、、、。わたしスゴ!引きが強い!
でも、出会いたい!って思って動けば、着実にその方向に進むんだなと思います。
この治療を開始するのにはギリギリの遅めって言われたけれども、まぁ今からできることをやるしかないので!

面白い変わった先生?だけれども、本当にわたしたちの丁寧に話を聞いて、説明をしてくださいました。

 

* * *

 

実は妹が歯科衛生士でして、娘の歯並びが悪いことに気づいたのはもう数年前で、チラチラっと相談をしていました。
それで、一度福岡でも矯正歯科に連れて行って相談して、そのときの結論は、「歯が全て生え揃ってから、矯正治療をやろう」ってことでした。
歯が出揃っていないのに、部分的に固定をしても、結局やり直さないといけないから、時間もお金ももったいないって話。
全ての歯の状態が把握できるようになってから、固定して揃えた方が効率的ってことです。
わたしもそれはそうだなと思って、矯正治療を保留にしていたのだけど・・・。


(裏話)
それでも、今は小学2、3年の早期からそういった形の矯正治療をする人が多いのだそうです。
みんな心配だし、不安なのですよね。わからないから。
矯正歯科の立場で言うと、それってかなりウレシイらしいです。
まだ今後歯がどうやって生えるか不確定だから、効果は約束できませんけど、、、って言って、年齢が上がってからの治療を勧めても、それでもって治療を受けてくれるお客様ってことで。
長く通ってもらうことができるんですから。


でも、よくよくよくよくよーく考えると、
結局、そういう一般的な矯正治療って、始める時期云々ではなくて、根本的なことには全然踏み込んでいないですよね。。。

例えば、熱がある、苦しそう←解熱剤処方 と同じで。

歯並びが悪い
←歯を良さげな位置に固定しよう!
←お、歯に対して上顎が小さい
←ハマりきらないので歯を抜きましょう
みたいな感じの治療ってわけです。

解熱剤って効き目が切れたら、またすぐ熱が上がります。
だって、熱は、原因であるウイルスと戦うために出ているんだから、ウイルスがいなくなるまでは熱が出ますよね。

だからって、ウイルスが根本原因でも無いとわたしは思います。
どんなに対策しても、ウイルスはやってきますよ。
ウイルスだって生きてるんだから。そんな簡単には無くならない。
となると、本質的な根本は「体の免疫」であって。
めっちゃ地味ですけど。
でも、それをしないと結局困るのは誰かって話で。

解熱剤だけでなく、抗生剤を併用して一時凌ぎでウイルスをやっつけても、それも根本的な解決にはなってないですよね。
(でも、その薬が実際何のために飲むのか、しっかり考えて飲んでいるのかな。
少なくても数年前のわたしは、処方されたから飲むって感じだったなぁ。)

 

だから今は極力、熱を出し切って、ウイルスと戦うようにしています。
状況によっては、もちろん薬に頼ることもあるけれど、理解した上で、選べるようになりました。

(って、話がアチコチしてる。。うーすみません。)

 

* * *

 

妹のことは信頼してるのでフォローしますが、専門的な資格を持っていても、恐らく、根本的なことには踏み込んでは学ばないのだろうと思います。
(建築士としてのわたしもそうだったし。)
あまりにも多角的になると思うし、医者ではないから、治療方針はお医者さんが決めるし。
そこを本質的に追い求めて、医者なり、衛生士なりが学べば、話は違うのでしょうが。少なくても、学校では率先して教えるわけでは無いのだと思います。

結局、お客さんが来てくれないと元も子もないわけで。
目に見えて結果が出やすい治療を進めるのは想像がつく。
まぁ、社会一般がそういうことを・・・表面的な解決を求めているってこと。

そうなると、今、主流の矯正治療自体が、間違ってるって話では無いのだと思います。
言っても、世の中のニーズには応えているわけで。
でも、本当の本当に、より良くしようと思うと、お金にもならないし、地味で時間もかかるし、、、みたいな世界がどうしてもあるってことです。

 

* * *

 

で話を大元に戻すと、娘の歯並びについては、
歯並びが悪い
←上顎が小さい
←上顎を大きくしましょう
←どうして上顎が小さいのか
←娘の体の特徴やクセなど
←そこを改善しましょう
って治療をすることになりました。
この治療は、7.8歳頃のスタートがベストみたい。
体が出来上がらないうちの方がいい治療ってこと。

とってつけたような治療ではなくって、骨格やカラダ全体を改善しましょうって話。
そのための良い治療法があって、わたしもその治療を受けたいと思っていたのでした。

病院任せでは、治療はきっとうまくいかないし、わたしや娘の地味な努力も必要なのですが、でも娘も「きれいにしたい」と目的がはっきりしているのでできると思う!
何より、方針の合う専門的な先生が着いている!

コツコツやって、
少しずつ、より良く変わっていくんだと思う。
数年前から今のわたしたちもそうやって変わってきた。

娘の人生はまだまだこれから。
今、そこの根本がしっかり治せたら、きっと娘の進む道も明るいと思うからこの道を選んでみます。

だって、根本的なことが解決されなければ、また他の病気になるかもしれないわけで。
矯正の治療で、これから先の健康的な体まで作れるなら、願ってもない!
結果的にお得ですよね。何より、子どもにとってはこんなに有益なことは無いです。

先生は2年での治療完了を目指しましょうって言ってくれた。
わたしが11年以上でやり残したことを、たった2年で取り戻してくれるなら、しっかり親としてもそこに向き合ってやらなきゃと思うのです。

* * *

 

うぉ!軽く書くつもりがついつい長くなりました。
サクッと書きたい!っていつも思っているのにー!!!

今日はこのへんで。

 

______________________

 

\かつて子どもだった大人たちへ/
2021年春、
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みんなのひみつ基地Jya-Jyaをつくろうと思い立ちました。

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そして、そんな場所がこの世界に広がっていったらな。

そんなふうに思っています。

わたしが家族と一緒にひみつ基地をつくり始めた経緯が
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その後2022年5月、
さんすう教室コポリをスタートすることにしました。
そのときの思いはこちらです↓

さんすう教室を始めました

 

 

 

 

「自由研究」って

こんにちは

大瀬 優子です!

宮崎県都城市のお隣、鹿児島県曽於市財部町で

ひみつ基地Jya-Jyaとさんすう教室コポリをやっています♪

 

 

さて、早くも8月ですね。

夏休みも中盤!

 

我が家の11歳長女は、不登校児(※注記)でして、

夏休みも通常もほぼ変わらない日常の延長の毎日なのですが、

変わることといえば・・・・

なぜか、長女が夏休みの宿題に燃えること

 

普段は宿題やってません。まぁ、不登校児ですから。

(この子の特徴と宿題については過去のブログに書いていますので、

 よかったら読んでみてください↓

 長女の頭の中 - ひみつ基地Jya-Jyaのものがたり )

 

* * *

 

中でも、いつも張り切ってやっているのは「自由研究」

去年は、選ばれて自由研究展に出展しました。

本人の力でできないところは、

もちろん親としてフォローしますが、

基本的には「何をやるか」から「どうまとめるか」まで、

毎回、本人主導でやっています。

 

んでもって!

いつもやってて楽しそう!

ってのが親としての「自由研究」の感想。

 

去年も、出展されるなんて夢にも思っていませんでしたが、

(だって、学校に行っていないのですから・・・)

その「楽しさ」があふれていたからか、

出展作品に選んでくださいました。

 

今年は、2個やろっかな。

なんて、言っています。

さてさて、どんなことをやるんでしょうか。

 

* * *

 

7月初旬、通っている小学校の保護者懇談会で、

担任の先生から夏休みの宿題についてお話があり、

「プリントはいいんですが、自由研究って、

 何をしたらいいかわからないから指定してくれた方が・・・」

と保護者さんから話題に上がりました。

 

そんなこともあったからでしょうか・・・。

居間に放置された宿題をチラッと覗いたところ、、、

自由研究の資料が大量に!

「何をするか」というヒントがたくさん。

それから、

「どうやって進めていくか」「どうやってまとめるか」まで・・・

これが「正解!」と言わんばっかりの充実した内容。

 

なかなか素晴らしい内容だけれども・・・

でも「自由」なんてちっとも無いのネ・・・・。

 

* * *

 

夏休みの宿題って、

生き方に通じているかもって、ぼんやり思っています。

 

世の中の小学生たちは、

「自由」研究なのに、

「どんなことをやるか」も「どんなことを発見するか」も

自分で「自由」には選べていないのかもと。

 

固定化された「正解」を求められているのだなぁと。

 

プリントに並んだ漢字の書き取りや計算問題は正解が明確です。

覚えれば、間違いなく正解だし、

パターンを習得してしまえば、簡単に終えることができる。

 

でも、仕事に置き換えて考えると、

パターン通り、マニュアル通りにできる仕事は限られています。

人によって、環境によって、さまざまなことは起こるし、

臨機応変に対応できる力の方が、社会では確実に重宝されます。

 

まして、既に終身雇用も約束されない社会です。

 

子どもたちが生きるこれからの未来、

子どもたちがどう生きるかは「自由」そのものです。

どんなことでもできるし、どんな働き方もできる。

 

「自由」研究は、

「自由」に生きるための第一歩なのかもしれません。

 

* * *

 

さて、そんな「自由研究」!

どんなふうに取り組めば、毎年、子ども主導でできるのでしょうか。

一朝一夕にできるようになるとは断言できませんが、

毎年、子どもに任せておいても、

確実に子ども主導でやっているウチのやり方を

↓↓↓こちらのイベント↓↓↓でわたしがお話しします♪

 

 

「自由研究」の今回の題材は、

我らが40歳少年がやっているミニ四駆!

奥が深いなぁと思っていて、

ミニ四駆の先には、

エンジニアも、デザイナーも、研究者も、整備士も、レーサーも

いろんな道がわたしには見えます♪

ぜひ、楽しんでくれる子どもたちが増えたら!

という40歳少年の思いもあり、

今回コラボで企画させてもらいました!

 

「ミニ四駆」

ただのおもちゃって高を括ってももちろん構いませんが、

子どものキラキラ輝く姿を信じて、

その中の道を極めていくのもひとつの道!

 

子どもがどんな人生を選ぶか、

その一端を親は確実に握っています。

そのことをよくよく自覚して、どんな選択をするか、

親としてしっかり考えていきたいなとわたしは思います。

 

* * *

注記:

ウチの娘、文部科学省の定義する不登校児童に

正式には該当していません。

※文部科学省「不登校児童生徒」とは

https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/futoukou/03070701/002.pdf

 

まぁ、でも世間一般の子どもたちとは、

全く違う日常であることは間違いありません。

ですので、わかりやすく、称させていただいています。

その辺の日常はまた改めて記事にしますね!

 

キニナルことはなんでもお答えしますので、

コメント欄でも公式LINEにでも、

インスタDMでもメッセージくださいませ。

プライバシーに関わる内容の場合は、

個別メッセージで質問くださると助かります!

 

* * *

 

\かつて子どもだった大人たちへ/

2021年春、

鹿児島県曽於市『財部町』に

みんなのひみつ基地Jya-Jyaをつくろうと思い立ちました。

 

まだまだ、手付かずのボロ牛小屋だけど、

来てくれる 大人 も 子ども も

「自分らしく」「好きなことをして」過ごせる場所になったらな。

そして、そんな場所がこの世界に広がっていったらな。

 

そんなふうに思っています。

 

わたしが家族と一緒にひみつ基地をつくり始めた経緯が

キニナル方はコチラから↓

はじめまして、公務員を辞めました  

 

その後2022年5月、

さんすう教室コポリをスタートすることにしました。

そのときの思いはこちらです↓

さんすう教室を始めました

 

 

 

 

3歳までにしておきたいこと カラダ編

こんにちは

大瀬 優子です。

 

今、3人の子育てをしてきて、

3歳までにしかできないことってたくさんあるなぁと思うのですが、

そんなことのひとつを書こうと思います。

 

これから熱中症の季節になりますが、、、

3歳までにしておきたいことのひとつ!

熱中症予防です!!

 

って、え!?って感じかもしれませんが、、、。

 

* * *

 

毎年、熱中症になる方がどんどん増えています。

夏、本当に暑いですもんね!

 

学校でも熱中症が起こって、

子どもが救急搬送されたとか、

状況によっては亡くなったとか毎年報道されています。

学校でも、空調設備の導入が進んでいますね。

(わたしも公務員時代、

当時住んでいた市内小中学校全ての教室に

空調設備を設置する工事に関わったなぁ・・・遠い目)

 

熱中症予防の管理ができていない!と

学校側の責任が問われることも多々あるかと思います。

 

確かに、学校側の責任が0とはわたしも思いませんが、

前回のブログにも同じようなことを書きましたが、

親として、「子どもの体調」を知っておけば、

できることもたくさんあるのかなとは思います。

(最悪、命を落とすくらいなら、疲れているからと親の判断で、

 学校休ませてあげたらいいときもあるんじゃ無いのかなとか。)

 

前回のブログはコチラ↓

yuuuuu159.hatenablog.com

 

* * *

 

そして、それよりも何よりも!!!

3歳までにしかできないことで言えば、

「なるべく空調設備などを使わずに過ごす」

ってことかなと思っています。

 

日本よりももっと暑い場所、

例えば砂漠などで生き抜く人もいると思いますが、

その人たちも私たちと同じ人間です。

だけど、その土地の気候に応じて生きていますよね。

それはなぜか?

おそらく、幼いとき過ごした環境に適応しているのだとわたしは思っています。

 

科学的なことはわたしもよくわかっているわけではありませんが、

「汗腺の数は3歳までで決まる」と聞いたことはありませんか?

感染の数は、人種によっても違うそうで、

持って生まれた汗腺の数は生涯変わらないと言います。

しかも、その汗腺は全て使えるわけではなく、

2歳半〜3歳までに使える汗腺の量がある程度決まり、

それはまた生涯変わらないとのこと。

そして、それぞれ一つ一つの汗腺の能力がその後また発達するという風になっているのだそう。

 

つまり、

使える汗腺の量は3歳までしか最大化できない
(当初↑こう書いていましたが、
訂正します20220926)
使える汗腺の量は3歳までにある程度決まってしまう

ってことです。

 

「汗をかく」って嫌なイメージを持つ方もいると思いますが、

体温調節など人間にとっての重要な機能です。

人は、3歳までに過ごした環境によって、

必要な量の汗腺ができ、その環境に適応して生きているってことです。

 

生まれたての赤ちゃんはまだその能力が不十分なので、

その様子をしっかり見ておく必要はあるとは思いますが、

3歳までの環境がいかに大切かということは想像できるかと思います。

 

* * *

 

「赤ちゃんは体温調節がうまくできないので、

 室温の管理をしてあげましょう」

って出産後、多くのお母さんが指導を受けていると思います。

 

わたしもそうでした。

我が家はわたしの母がそこに過剰反応で、

季節に応じて、やれ冷房だ!やれ暖房だ!重ね着だ!靴下だ!と

温室の中で上の子2人は育てていました。

反対に一番下の子はほとんど空調使っていません。

暑いときはヒーヒー言いながら暑さを凌ぎ、

寒いときもある程度薄着で過ごさせました。

 

その結果ですが、、、

もちろん個人差も多少はあると思っていますが、

差は歴然だと思います!

 

いちばん上の子(11歳長女)はもうだいぶ大きいのでそこまで感じませんが、

真ん中の子(5歳次女)は夏生まれなので、夏はまだ大丈夫ですが、

冬の寒さにとことん弱い!雪が降っても、寒くて全然遊べません・・・

一方、一番下の子(3歳長男)は、暑さにも寒さにもホント強い!

雪でも「子どもは風の子」でガツガツ遊ぶし、

夏でも、暑さにめげず、疲れも出にくいなと思います。

 

空調設備も服で暑さ寒さ対策をするのも、

必要なときはもちろんあると思います。

が!

できたら、自分の本来の力で乗り越えられたら、

一番いいとは思いませんか?

 

現代の快適さ、便利さが、

子どもの能力を奪っているという現実があります。

 

学校など、親元を離れて過ごすようになったとき、

親は子どものことを近くで見て、守ることができなくなっていきます。

そのとき、3歳までの過ごし方で、

子どもが子ども自身の能力で自分を守れることがあるってことを

頭の片隅に置いておいてもらえたらなと思います。

同じように学校生活を送っていても、

熱中症で命を落とすかもしれない子とそうでない子のベースが

家庭の育て方で出てくるかもしれないということです。

 

「空調設備を使ってはいけない」

「薄着でないといけない」

ということではなくて、

そういうことがあるということをまずは知っておく

ってことが大切かなと思います。

 

現代は、そういうことは教えてもらえずに、

ただ「快適さ」「便利さ」に流されやすい世の中です。

今回書いたことだけでなく、

人間の能力は使わないと使えなくなるようになっている

っていうことがたくさんあります。

それは、脳も体の能力もです。

 

わたし自身も、子育てする上で、

「知っていれば」違う選択をすることもできました。

だけど、知らずにその時を過ごしてきて、

今からどうするかしか選択できません。

 

わたしは、わたし自身の価値観が大きく変わる中で

子どもたち3人をそれぞれ育て方で育ててきて

親として色々感じてきました。

感じたそういうことを少しずつ伝えていけたらなぁと思っています。

 

* * *

 

\かつて子どもだった大人たちへ/

 

2021年春、

鹿児島県曽於市『財部町』に

みんなのひみつ基地Jya-Jyaをつくろうと思い立ちました。

 

まだまだ、手付かずのボロ牛小屋だけど、

来てくれる 大人 も 子ども も

「自分らしく」「好きなことをして」過ごせる場所になったらな。

そして、そんな場所がこの世界に広がっていったらな。

 

そんなふうに思っています。

 

わたしが家族と一緒にひみつ基地をつくり始めた経緯が

キニナル方はコチラから↓

はじめまして、公務員を辞めました  

 

「自分の体調」とどう付き合うか

こんにちは 

大瀬 優子です!

 

さて、いろいろしくじってきたわたしですが・・・

人生生きていく上で、

子どものときにこれやっとけばよかったなぁってことが山程あります。

 

そういうことって、

学校の勉強よりも大事なことだなって思うのですが、

誰も教えてくれなかったんですよね。。。

 

そのひとつが、

「自分の体調を知る」ってことです。

皆さんは自分の体調の傾向って把握していますか?

どんなときに風邪を引くかとか、

どんなときにイライラしやすいかとか。

 

* * *

 

わたしはというと、

今、この6月に、体調を崩しやすいし、ハプニングが起きやすい!

 

でも、そのことを意識できるようになったのは、

ここ数年です・・・

 

わたしはずっと「自分の体調」とそれ以外は別物に思っていたというか、

「自分の体調」に関わらず、ただひたすらに

「やらないといけないものはやらないといけない」と思っていました・・・

 

でも、自分のやることと「自分の体調」って切り離せないですから、

やっぱり「自分の体調」ってそれ以外のことに大きく影響してきます。

 

しかも、やっぱり いいときもあれば、悪いときももちろんあります。

 

だけど、「体調管理」も仕事のうちなんて言われたりしますよね。

それで、長い間、

「体調管理」できない自分が悪いんだ・・・と落ち込んだりしてました。

 

でも、体調なんて、"いいとき”があるのは、"悪いとき”があるからで、

波があることはある意味仕方ないことなんだと今は思います。

ロボットじゃあるまいし、いつも一定でいるなんて、

不自然なことですよね。

 

わたしにとって6月は、新年度が始まった疲れもあったり、

梅雨に入って体調崩しやすかったりすると思います。

(あと少し思っているのは、自分の運勢なんかも影響していると思います。

 占いなどを盲信しているってことは無いですけど、

 人それぞれ、そういう持って生まれた波みたいなものが

 あるんじゃないかとはうっすら思うのです。)

 

* * *

 

大事なことはここからで、だからって、

体調悪いときはその他のことはどうでもいいってことでは無いってことです。

 

ただ、

「自分の体調」がどうなりやすいのかということを

自分自身がよく知っていれば、できることはいろいろあります。

 

わたしでいうと、

「6月に大事な用事は入れない」とか

「6月はゆっくり目に予定を入れる」とか。

あとは「体調悪いときの頼りどころに事前告知しとく」(笑)とか。

 

みんながみんな6月に体調が悪いわけでは無いと思います。

6月が得意!って人も中にはいる。

だから、そういう人に頼れると一番いいですよね。

 

この世の中はそういうバランスが本来取れているものだと思います。

「得意な人」と「不得意な人」がいて、

そして必ずしもその人が全てが得意なことばかりでは無い。

人は誰でも「得意なこと」と「不得意なこと」を抱えて生きています。

現代は「自己責任」論が唱えられて、

全て個人でやりくりしないといけないって思われがちだけど、

本当は違う。

みんなでそれぞれの「得意なこと」を尊重しあって、

助け合っていけたらステキだなって思います。

 

* * *

 

わたしは「自分の体調を知った上で生きる」生き方を

大人になって教えてもらい、

30代後半になった今、日々の自分と向き合いながら

「自分の体調を知って、その上で対処する」毎日を送っています。

まだまだ、うまくいかないこともあるけれど、

ここぞって時に体調を崩して、体調が悪くなったことや、

体調管理をできない自分に×(バツ)をつけて

落ち込んでいたときとは全然違います。

 

失敗しても、

「こういうときはこうなるのか」と次に活かしていけます。

 

子どものときにこれを知っていたら・・・。

いろんなことに悩まずに、

ただ「どう対処するか」ということに焦点を置いて

ただひたすらにトライアンドエラーを繰り返しながら、

生きてこれたのかなと今、思います。

 

今、どんなときに体調を崩しているか、

どんな時期に疲れが出やすいか、

そんなことを子ども自身が意識できるように、

人それぞれ体調に波がある上でどうしていくか子どもが考えていけるように、

いいこと悪いこと

成功も失敗も子どもたち自身が経験できるように

子どもたちと関わっていけたらなと思っています。

 

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\かつて子どもだった大人たちへ/

 

2021年春、

鹿児島県曽於市財部町』に

みんなのひみつ基地Jya-Jyaをつくろうと思い立ちました。

 

まだまだ、手付かずのボロ牛小屋だけど、

来てくれる 大人 も 子ども も

「自分らしく」「好きなことをして」過ごせる場所になったらな。

そして、そんな場所がこの世界に広がっていったらな。

 

そんなふうに思っています。

 

わたしが家族と一緒にひみつ基地をつくり始めた経緯が

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はじめまして、公務員を辞めました  

 

さんすう教室を始めました

\かつて子どもだった大人たちへ/

 

こんにちは

ひみつ基地Jya-Jyaの大瀬 優子です。

 

2021年春、

鹿児島県曽於市『財部町』に

みんなのひみつ基地Jya-Jyaをつくろうと思い立ちました。

 

まだまだ、手付かずのボロ牛小屋だけど、

来てくれる 大人 も 子ども も

「自分らしく」「好きなことをして」過ごせる場所になったらな。

そして、そんな場所がこの世界に広がっていったらな。

 

そんなふうに思っています。

 

わたしが家族と一緒にひみつ基地をつくり始めた経緯が

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はじめまして、公務員を辞めました  

 

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さて、ひみつ基地Jya-Jyaの場所を利用して、

さんすう教室を始めることにしましたっ!

 

「ひみつ基地Jya-Jya」と「さんすう教室」

一見すると繋がっていないようですが、

わたしの思いは通じていて、そのあたりを書き留めておこうと思います。

 

* * *

 

さんすう教室では「どんぐり問題」という教材を扱うのですが、

「どんぐり問題」という存在には、

不登校の小6長女が福岡で通っていたフリースクールで出会いました。

 

娘がフリースクールでずっと取り組んでいたので、

移住後の不登校の娘の居場所や学びをどうしていくか考えている中で、

移住しても娘に継続させたいと思い、

移住前からわたしが指導者の養成講座を受講していました。

 

「どんぐり問題」は

良質な算数文章問題を絵を描きながら解いていくもので、

移住後、娘と一緒にこの問題に取り組んでいますが、

それを重ねれば重ねるほど、

この学習方法には本当にたくさんの良さを感じています。

 

その中でも、わたしが一番いいなぁと思っているのは、

この学習方法で大切にしているのが、

最終的な「答え」ではなく、その「過程」だという点です。

「答え」は間違ってもいいんです。

間違っても、時間を置いて、また解き直せばいい。

 

算数文章問題を

「いかに楽しんで描くか」その過程が大切なのです。

そこにフォーカスした学習方法だということに

深い深い魅力があるなって思っています。

 

人生と似てるな!って。

 

* * *

 

わたしは、大人も子どもも、

特にこれからの時代は、

「人生を楽しむ力」が何より大切だと思います。

 

どんな状況も楽しむことができる力があれば無敵だからです。

 

人生ってずーっと答えが出るときってありませんよね。

あるとすれば、死ぬときでしょうか。

いつだって、通過点です。

生きていく上で大切なことは「正解」を見つけることではないと、

わたし自身の経験を通じて強く思います。

世間一般でどんなに立派だと言われる道を歩んでも、

その本人が「幸せ」だと、「生きてるって楽しい」と

思えなければ、意味は無いのです。

どんなに辛くても、失敗しても、

自分のやりたいことに向かっているその過程なのだとしたら、

それも楽しんでしまえるのです。

 

だからこそ、子ども時代に経験した方がいいのは、

たくさんの体験や、自然の中で工夫して遊ぶことだと確信しています。

それぞれの経験は、

そのときには明快な目的がなくても、うまくいかなくても、

見て、聞いて、匂って、感じたことが後々たくさんのことに生きてきます。

そして、

そのことを純粋に楽しんで、色々なことを身につけるられるのは

子ども時代だからこそできることなんです。

 

答えよりも「いかに楽しんで描くか」を大切にしているこの学習方法は

わたしの確信と共通していることがたくさんあると強く感じ、

この学習方法体験を活かしたさんすう教室を開講しようと思ったわけです。

 

* * *

 

今の学校を中心とした教育は、まだまだ

「正解」を効率的に「早く」得ることが求められています。

 

わたしたち大人もずっとそういう教育を受けてきました。

「間違ったこと」にバツをつけられ、

「寄り道」「脇道」「遠回り」を許されずに。

 

そして、わたしはずっと

「正解」を「最短距離」で求める人生を歩んできました。

 

でも、わたしは今、新しく自分の人生を生きていて、

「失敗」するからこそ、それで失敗することがわかることも

「遠回り」することで見えることがあることもよくわかります。

そして、「早く」「成功」するよりも、

「失敗」や「遠回り」の方が、自分に力になっていると強く実感しています。

 

それでも、時々、

長い時間を経て身につけた「正解」を「早く」得ようとする癖が

ひょこっと顔を出して、

やる前に「失敗」や「遠回り」を

不安に思ったり、煩わしく思ったりしてしまいます。

でも、この「失敗」や「遠回り」自体をもっと楽しめたら、

もっともっと人生は豊かになるだろうなぁと今、思っています。

そして、これはわたし自身が

「失敗」や「遠回り」を経ていく上で

「失敗しても」「遠回りでも」最終的にはどこかにたどり着くという

小さな「成功体験」を重ねていきながら、

少しずつですが、そのこと自体を楽しめるようになりつつあるなと感じています。

 

このことを子ども時代に少しずつ重ねていたら、

もっともっともーっと人生を楽しめていたのかもと思うと、

すごく悔しい気持ちも湧いてきますが、

でも、そのことに気づいていいるのも、今までがあったから。

 

そのことを誰よりも強く思っているわたしが、

せっかく学んだことを、我が子だけでなく、

多くの子どもたちに広めていけたらな。

 

* * *

 

今回、さんすう教室を始めるにあたって、

自分の気持ちや考えを整理する中で、

わたしがこれからの人生をかけてやりたいと思うことが

少し明確になってきました。

 

今、わたしが強く思っていること、

わたしたちは、子ども時代に受けた教育によって形成されてきましたが、

そのことによって、得た価値観で、

自分で自分の人生に制限をかけていることが

たくさんあるのではないかということです。

わたしはわたしの特性上、その影響を多く受けてきたと思いますが、

今の学校教育現場ではその傾向が

わたしたちが子どものときよりもより強くなっています。

長年に渡って、刷り込まれた価値観はなかなか抜けることはありません。

 

本当は頑張らなくても、我慢しなくても、

自分らしく、気持ちよく生きていく術を

わたしたちは持って生まれてきているはずなのに、

学校教育で◯マルをもらえないばかりに、

そこを否定して生きていかざるを得ない状況があるのではないかということです。

 

学校で良いとされていることは、世の中の全てではありません。

そんなことは大人はみんな実感としてわかっているはずなのに、

学校では、ある一定の価値観だけを良いものとしています。

人間形成がなされる成長期間、

9年にも及ぶ長い長い義務教育の中で、

その価値観に沿わない子どもに

(頑張ってその価値観に沿っているこどもにも)

どれだけの影響があるか・・・

 

その価値観に沿えるように、

頑張らないと、我慢しないと、

良い未来はやってこないと思わせるような教育でいいのかと

怒りにも似た強い気持ちがわたしにはあります。

 

わたしは、これから生きていく中で

「みんなの人生をそれぞれの手の中に戻す!」

そんな社会にしていきたいと強く思っています。

 

そのために

まずは、わたしが自分の人生を生きる!

 

そして、自分の人生を楽しんでいる人が集まる場所を作る!

 

そして、自分の人生を歩めるよう子どもたちをサポートしていく!

 

かつて子どもだった大人たちも

未来の大人である"今”を生きる子どもたちも

人生を大いに楽しめるよう、

わたしができることをやりながら、楽しみながら、

より良い社会になるよう、進んでいきたいなと思っています。

 

* * *

 

さんすう教室のインスタも始めています。

よければ覗いてみてくださいね↓↓↓

https://instagram.com/kopoli_math?igshid=YmMyMTA2M2Y=

 

 

 

 

 

 

 

 

転校のススメ

\かつて子どもだった大人たちへ/

 

こんにちは

ひみつ基地Jya-Jyaの大瀬 優子です。

 

2021年春、

鹿児島県曽於市『財部町』に

みんなのひみつ基地Jya-Jyaをつくろうと思い立ちました。

 

まだまだ、手付かずのボロ牛小屋だけど、

来てくれる 大人 も 子ども も

「自分らしく」「好きなことをして」過ごせる場所になったらな。

そして、そんな場所がこの世界に広がっていったらな。

 

そんなふうに思っています。

 

わたしが家族と一緒にひみつ基地をつくり始めた経緯が

キニナル方はコチラから↓

はじめまして、公務員を辞めました  

 

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財部町に移住してきて、もうすぐ約半年。

 

今回の移住で、

小6長女は、学校に通っていないとはいえ、初めての転校を経験しました。

(実は1月と4月に2回転校しています。詳しくはまたいずれ書きます。)

 

元々、学校の友達と遊ぶのは大好きだった娘。

学校行ってなくても、近所の子と遊ぶし、

土日に学校の校庭に遊びにいくし。

転校するのをすごーーーーく嫌がっていました。

6年生の修学旅行に元小学校の友達と行きたいと今でもいうほど。

(本人と話し合い、5年生の宿泊研修まで元小学校で通いました)

 

* * *

 

娘、不登校児なのですが、今、学校に毎日通っています。

(正確には不登校にはカウントされない不登校児です)

1日数時間、興味があるものだけですが。

(不登校期間をどう過ごすか、

 っていうのは色々ケースがあると思いますが、

 わたしはあんまり、今のうちの通い方はオススメしません。

 今のうちの状態なら、まぁバランスが絶妙なので、

 良いかなと思っていますが、一番難しい通い方だと思います。

 また、機会があれば、ブログに書きたいと思います。)

 

というわけで、不登校ながら、転校を経験している長女です。

現在の学校では、先生方にも、お友達にも、

今の状態の長女、長女の通い方に一定の理解をしていただいていて、

お友達もできて、長女は学校に行くのをすごく楽しみにしています。

ありがたいことです。

 

さて、転校してみて親として思ったのですが、

「転校」悪くない!って思っています。

 

わたし自身、小学校、中学校と転校したことは無く、

校区的に1校小学校→1校中学校という地域だったので、

9年間ほぼ同じメンバーで過ごした小中学生時代でした。

 

小学校入学前に、転校しなくても良いように

マイホームを建てるっていう方もいるかと思います。

わたしもそう思っていて、

小学校に上がる前に、大規模校だった地区から

お隣の小規模校の校区に引っ越しした経験の持ち主です。

 

でも!転校悪くないです。

今、親の立場で、そう思っています。

 

もちろん、子ども本人は、

仲のいい友達と離れて寂しいとか

新しい学校に慣れるのが大変とか

はあると思うのですが、それもまぁ経験じゃないですか。

 

そりゃ、慣れた場所、気心知れたメンバーなら、

そのときは苦労も少ないし、楽しいでしょう。

でも、「新しい環境で自分がどういう感じになるか」って経験はできないですよね。

その経験できるって悪いことばかりじゃないと思うのです。

 

* * *

 

でも、それ以上に、転校をススメたいのは、

いろんな価値観を知ることができるからです!

 

わたし、移住してきて、

すっごくびっくりしたのですが、

鹿児島?なのか、この地域なのか、

独特の学校文化がたくさん残っていて、

カルチャーショックだったことがいくつかあります。

 

例を挙げると、「容儀検査」。

今の学校でやっているのか・・聞いたことはないのですが、

ひとつ前の学校では、

学校からいただいた学年便りに書いてあってので

やっているようでした。

 

「ようぎ」検査と呼ぶのですが、わたしは初め「容疑検査」と思ってて苦笑

衝撃をかなり受けました!

えー!容疑者扱いなのー!?って笑

そんなことされたら、わたしでも学校行きたくないわ!って笑

 

「容儀」とは、礼儀にかなった姿や態度のことらしいです。

 

しばらくして、うっすら思い出したのですが、

わたしもそういえば、小学校時代していました!

爪の長さとか、髪の長さとか?、

ハンカチ持ってるかとか、、、

そーいやー検査がありました!

 

んでも、福岡の小学校ではそんなのわざわざやってなかったんですよ。

もちろん、たまーに、

爪切ってきてください とかは保健室便りに書かれたりはあったけど。

ハンカチ持ってきてね なんてわざわざ親に言われもしなかったし。

なんというか、、、ただただびっくり。

子どもの頃は、自分も何にも思わず検査受けていましたけど、

わざわざ学校ですることではないですし、いらないですよね。

よく何も感じずに受けていたなわたし。

 

* * *

 

行われているそのもの自体の良い悪いは置いておくとして、

そこそこの文化で

やっていたり、やっていなかったりする

っていうのを知ることができるっていうのが

転校して得られる良いところだと思います。

 

例え、「容儀検査」でかなり落ち込むくらい怒られることがあっても、

まぁ、場所が変われば、こんなこともないし・・・と

子どもが心から思えると思うのです。

 

担任の先生によって違って当たり前だし、

学校によって違って当たり前だし、

子どもたちだって子どもたちによって当たり前なのだけど。

宿題だって、服装だって、何かにつけて、

"同じように"に持っていきがちなのが、昔も今も「学校文化」なので、

違って当たり前って思えることって大切だと思います。

 

その学校で、その場所の文化で、そこの友人関係の中で、

どんなに「間違いない」と信じられているものでも、

一歩外から客観的に見ると大したことがないことは

この世の中、山のようにあります。

 

そのことを

子ども自身が実感として持てるってかなり強いなぁと思います。

 

* * *

 

長女が小4で不登校になった当時、よく読んでいた本を紹介します。

 

『ナージャの五つのがっこう』

https://www.dainippon-tosho.co.jp/books/product/03130/

 

両親の転勤で主人公ナージャが本当に通った、

ロシア、イギリス、フランス、アメリカ、日本の5つの小学校の

違いを書いた絵本です。

 

これを読んでも、当たり前ってその場所で全然違う。

たまたま、小学校時代に住んでいるその地域のその学校に合わなくても、

悩んだり、自死したりするほどのことじゃないよって

親も子も心から思えていることは本当に大切なことだと思います。

 

親も子どももタイプによるけれど、

実際経験していないと、言葉でいくら大丈夫だよと言っても

思い悩むことがあると思うので、

「転校」は無理でも、

自分の価値観とは違う文化に触れる場所を持っておくと良いのかもと思います。

 

ちなみに、当時娘は、

アメリカの学校がいいなって言っていました。

「教室にふかふかのソファーがあるから」だと。

 

今は、もっと好きな学校の形があるんじゃないかなと思いますが。

 

この絵本、ひみつ基地Jya-Jyaにも置いていますので、

近くの方で読みたい方はお声掛けください。