元優等生のRe:スタートものがたり

元優等生の30代後半までの葛藤と、人生のRe:スタートを決意したその後の日々や想いを綴っています。

子どもたちへ贈る時間

\かつて子どもだった大人たちへ/

 

こんにちは

ひみつ基地Jya-Jyaの大瀬 優子です。

 

鹿児島県曽於市財部町に

家族みんなのひみつ基地Jya-Jyaをつくっています。

 

どうしてわたしが家族と一緒にひみつ基地をつくり始めたのか

キニナル方はコチラから↓

はじめまして、公務員を辞めました  

 

* * *

 

日曜日。

 

以前は、休みの度に

どこに連れて行ってやろうか、何をしてやろうかと考えを巡らせていた。

 

広報やイベントチラシ、イベントページを隈なくチェックして、

自分が余裕なくなるくらい予定を詰め込んでみたり、

用事も無いのにとりあえずショッピングセンターへ連れて行ったり。

 

コロナで色々なことが急にストップしてしまったとき、

正直わたしはホッとした。

あれもやらなきゃ、これもやらなきゃと追い立てられる中で、

周りの時間が止まってくれたら・・・

とそう思うことが度々あったから。

 

* * *

 

つい先週のこと。

 

お昼寝から目を覚ました下の子2人と長女や近所の子を連れて、

300m程先の小さな公園へ向かった。

 

ブランコと滑り台、鉄棒があるその公園は我が家の御用達。

 

すぐ近くのその公園へもう何度通ったかわからない。

でも、毎回違う楽しみを見つけながら、

多少飽きてよその公園に浮気をして でもすぐ戻ってきたりしながら、

この公園で遊ぶことを楽しんでいる。

 

出発して30m。

夫が笹を見つけて笹ぶねをつくる。

聞けばみんな作り方を知らない。

小学5年生の我が子も知らなかった。

わたしたちは夫婦とも田舎育ち。

そういうことは自然と体験するってどこかで思っていた。

でも、実際は子どもが体験していないことだらけで、

わたしは今まで長女に何を贈ってこれただろうかと思ってしまう。

 

田植えが始まるこの梅雨時期、今まで空っぽだった用水路に水が流れ出す。

笹ぶねを流そうと家の横の用水路に逆戻り。

自分で作った舟が流れる様子にみんなにっこり。

 

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すると、ご近所さんちの枇杷の木に吸い寄せられる笑

 

この間、ご近所さんに声をかけたら、

好きなときに採って食べていいのよって言ってもらった。

それからは、遠慮なく頂いている。

枇杷はハズレなく、甘くて美味しい!

おやつに困らずでありがたい。

 

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さて、公園へ行こう!・・・とその道中。

夫が草を摘んで、葉鉄砲にしてみたり、草笛を吹いたり。

子どもたちは興味津々!

見様見真似でやってみるけど、音がでない。

少しのコツを聞いてみて、工夫してる。

 

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田んぼに張られた水が陽に照らされてキラキラして綺麗で、

風は気持ちよく吹き抜けて、

のんびり豊かな時間が流れる。

気持ちいー!

 

* * *

 

さて、公園は見えるがなかなか辿りつかない笑

 

田植え前の田を掻いた土が道路に落ちていて、

それを集めて泥団子づくりが始まった。

泥団子にはやっぱり田んぼの土がいいっ!

子どもたち夢中。

 

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公園の横の用水路に座り込んでしまい、

ほとんど公園では遊ばずじまい。

 

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公園で赤くなりつつあるヤマモモを採っていると

あっという間に日が暮れ始めたので、

桑の実(マルベリー)を食べてから帰ることに。

(食べてばっかり笑)

実は小さいけど、でっかい桑の木があって。

手が届かないけど、熟れたて落ちたての桑の実を拾い集める。

通学路にあるのに、

誰も手をつけずにいつも踏みつけられている。

美味しいのに、本当にもったいないなぁっていつも思ってます。

 

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そうしているとおじちゃんに声をかけられる。

チビたちを心配して、

「蚊に喰われるぞー」って。

そしたら、急に植えている紫陽花をちぎって次女にくれた。

いつも無愛想で、正直ちょっと怖いなぁと構えていたおじちゃん。

こんな優しい人だったんだ。

 

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子どもたちは、

自然やたくさんの人の気持ちに囲まれて、

豊かな時間を過ごしています。

小さな小さな小さな一歩(祝!初売上げ)

\かつて子どもだった大人たちへ/

 

こんにちは

ひみつ基地Jya-Jyaの大瀬 優子です。

 

鹿児島県曽於市財部町に

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どうしてわたしが家族と一緒にひみつ基地をつくり始めたのか

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* * *

 

5月、お客さまを呼んだイベントができなかったので、

直接「お客さま」と呼ばれる存在を意識したことをやりたくて、

今後に何か繋がるものではないかもしれないけれど、

長女の通うフリースクールのイベントに、

ワークショップで出店しました!

 

出店を決めたのが、1ヶ月前。

あんまり深く考えずに、

ふと我が子が遊んでいる「竹ぽっくり」づくりしたら楽しそーやん!

と決めました。

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我が家の竹ぽっくりは、

数年前に、大工のお義父さんが長女に作ってくれたもの。

ずっと使っていて、単純なおもちゃだけど、

子どもたちもふと思い出したように遊ぶ。

遊んでいる子も中々見かけないし、

案外作ったことないって人もいるのでは?と思って。

 

* * *

 

さて、当日。

夫と共に参加!

長女もフリースクールで出店。

妹・弟を広告塔にすべく、看板まで作って来ている・・・!!!

やるな・・・

 

イベント始まって1時間経過・・・

最初はわたしがステージで保護者による音楽隊の演奏があったため、

不在だったのだが、

それにしても、誰も来ない(涙)

 

まぁ、楽しそうにしていないと来ないよね。

とこんなこともあろうかと、

空き時間に作ろうと思っていた立て看板を作りつつ、

30分以上待っていたが、誰も来ない・・・。

看板作りで声かけにくかったか。

 

ふと顔を上げると、長女はバンバン売りながら、

他の店や他のワークショップも堪能中。

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早くも追加の小遣いの交渉に来た・・・

 

うぅぅぅぅ。

長女は本当にこういうとき強い。

臆せず誰にでも話しかけ、どんどん売っている。

Jya-Jyaの広告番長決定!!

 

* * *

 

さて、そんなことを考えていても、

仕方がないので、

その辺の子どもに「作らない!?」と声をかける。

「作らん!ソレ知ってるもん」

 

そっか・・・

よく考えたら、小学生以上の子どもって

もう興味の対象外だよね、、、

知り合いのお母さんにも声をかけたが、

「竹」じゃないけど、幼稚園でもらうらしい。

 

そりゃ、来ないか・・・・

うちのちび(2歳・4歳)くらいには、

なんか、バランスとか足ツボとか素朴さとか

いろんな面で良さげに見えたけど、

検討不足だったなぁ・・・とこちらの気が沈むにつれ、

かける声も気弱に・・・軽くメゲた・・・

 

* * *

 

こんなこともあろうかとは思っていたけど、

フリースクールで出店している子どもたち始め、

他の出店者さん、

いやはやこの世の中で商売している人の凄さを改めて実感・・・。

みんな、すげーなーぁぁ

子ども時代にこんな経験してる子どもたちが羨ましい。。。

このまま逞しく生きてってくれー!

 

さて、そんなこんなで、

今日の売上は、ゼロかもな・・・と頭によぎった。

 

でも、このままではダメだと思って、

少し、出店している場所を整えた。

シートを広げて、道具を並べて、、、、。

何かやってそうな雰囲気に。

 

すると、小学生の子どもが2人やってきた。

元々、出店情報をフリースクールのSNSで上げていて、

予約してくれていた友人の子どもたちだった。

 

予約をしてくれていたとはいえ、

当日やりたくないって本人が言えば

それは仕方のないことと思っていたので、

子どもたち自身が「やりたい!」とやってきてくれたのは

本当に嬉しかったし、ホッとした。

 

* * *

 

そして、、、

やればやっぱり楽しい!

「のこ」を使う経験って

ほとんど無いんだなっていうくらい不慣れだけど、

工夫して、少しずつ上達する姿がこちらも嬉しい。

そして、その子その子で

「のこ」の使い方もスピード感も全然違って面白かった。

 

「竹ぽっくり」は、単純な作りだし、

なるべく作り方は教えずに、見本を見て、

自分で考えて作れるワークショップにしたいと思っていたけど、

こちらも不慣れすぎて、しかも来てくれて嬉しくて、

ちょっと手出ししすぎてしまって、

あっという間に作り終えてしまった。

 

やすりがけもそこそこに、

その場で乗り始めて、あっという間にいなくなった子どもたち。

こちらがあっけに取られてしまいました笑

 

* * *

 

1組来てくれた・・・と片付けをしていると

すぐ次のお客さまが声をかけてくれた

「これって大人でも作れますか?」

 

女性2人組。

よく聞くと、お母さん2人連れのようで、

お子さんに作りたいと声をかけてくれた。

 

作ったことないなぁと思って声をかけてくれたらしいが、

やってもらうと「のこ」の使い方もとっても上手だった。

「自分で切った」っていう体験が嬉しいとおっしゃってくれた。

 

わたしたちが「ひみつ基地」づくりをやりたいのは、

そういう風な体験を重ねてほしいと思っているからでもある。

本当はわたしたちはたくさんのチカラがある。

「家」をつくることだって、

本当は誰かの手に委ねなければいけないことではなくて、

本当は自分の手でつくることができる。

そりゃあ、どうしても難しいことや

自分でやるには手間がかかりすぎることを

得意な誰かに委ねることが悪いとは全く思っていなくて、

どんどんそうしていけばいいとは思っているけど、

頭から、「家づくり」は自分ではできないと思っているんじゃないかと感じていて。

「家づくり」こそ、その家に住む人の手が中心になった方がいいと思っているから。

 

「竹ぽっくり」づくりくらい簡単なことの延長線上に「家づくり」もある。

 

小さな小さな一歩が、

体験してくださる方の本当のチカラを呼び戻すきっかけになれば本当に嬉しい。

 

 

最後に「余った竹をどうするのですか?

青竹踏みみたい・・・」とおっしゃるので、

半分に割って差し上げたらとっても喜んでくださった。

わたしたちにできるちょっとしたことをしただけ。

それで、こんなに喜んでくださったら、

こんなに嬉しいことはない!とあったかい気持ちになった。

 

* * *

 

そうこうしていると、続け様に女の子姉妹がやってきた。

 

「やりたい!」と意欲満々のお姉ちゃんと妹。

やっと慣れてきて、

どのあたりの竹を使うか、どこを切るか、

見本を見せながら、

筒の中や竹の外側をよくよくみてもらったり、

考えてもらったり。

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お母さんも手や口を挟まずにしっかり見守ってくださっていて、

じっくり作り上げてくれた。

 

その姿を見て、作らないと言っていたその子たちの上のお姉ちゃんも

「作りたい!」と超長い竹ぽっくりを作って行った。

 

その場からずっと「竹ぽっくり」に乗って、

帰っていく姿は微笑ましく、

やってよかったと思った。

 

しばらくして、

真ん中のお姉ちゃんが壊れた竹ぽっくりを持ってやってきた。

転んだ拍子に竹が割れてしまったみたい。

割れ方を見ると、

早めに竹を切り出してはいたけど、乾燥が不十分だったと思う。

 

片方だけ作りたいとお金を持ってきたけど、

もちろん受け取らず、

もう作らなくてもいいというので、片方作ってあげた。

 

最後にどうしてもお金を受け取ってほしいと健気にいう姿に

こちらの準備不足なのに、こんな気持ちにさせてしまって、

本当に申し訳なかったなぁと反省したのでした。

 

* * *

 

終わってみて、

いろいろ、検討不足、準備不足でした。

 

やる前は十分に考えたつもりだったけれど、

もっともっと、お客さまの立場に立って、

考えられること、準備できることがあったなと思いました。

 

お客さまからお金をいただき、

商品やサービス(価値)を提供するってこういうことか

と実感させてもらいました。

自分たちが提供することが、

こんなふうに、直接お客さまに喜んでいただけるんだなって。

 

今まで「お給料は頂く」モノで

自分のやったことが直接「お金」に変わる実感はありませんでした。

 

自分が考えたこと、準備したことが

結局提供するものの質に大きく影響することも体感できました。

 

そして、必要としてくれている人もいるんだと実感できました。

みんながみんなでは無いけれど、

こういう体験がしたいと思っている人が現実にいるんだということを

体感できたのも大きな収穫でした。

 

本当に僅かな収益だったけど、

得たものは大きい。

 

【今回思ったこと】

・お客さまの立場に立って検討・準備をしっかりする

・めげずに呼び込み、宣伝する!

 (今回は、その後お客さまがたまたま続いてくれたけど、

  必要としてくれている方に声が届くまで諦めない。)

・自分が「これ、良い」と思っているなら、それを信じなきゃ。

 (雰囲気にのまれて、尻込みしてる場合じゃない!)

 今回できなかったけど、

・竹ぽっくりだけで満足せずにJya-Jyaのことも一言伝えたらよかった! 

 (やっぱりチラシ・パンフレット作らなきゃ)

 

小さな小さな小さな一歩だけど、

きっとこんな風に重ねていくんだろう。

 

あまりにも、自分が全く違う世界で生きてきたことに気づき、

思っていたよりも、ずっと大変かも、、、とドキドキしつつ、

 やったことがそのまま返ってくるカンジにワクワクもしているわたし。

 

今後、Jya-Jyaに来てくださる方のために、日々精進したいと思います。

ひみつ基地づくり始動!

\かつて子どもだった大人たちへ/

 

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ひみつ基地Jya-Jyaの大瀬 優子です。

 

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どうしてわたしが家族と一緒にひみつ基地をつくり始めたのか

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* * *

 

ひみつ基地づくり始動しました!

 

5月末にイベントを計画して、チラシまで作ったけれど、

まさかの緊急事態宣言でイベント開催は断念。

(イヤ・・実を言うと問い合わせも全く無かった・・・

 シレーっとフェードアウトです・・・

 敗因はなんとなくアレかな・・・今後に活かします!)

 

だけど、自分たちだけでも、できることから

やってみよー!とイベント内容を自分たちだけでやってみました!

 

動画を撮ったから、公開したいところだけど、

編集が追いつくかな・・・

ま、気長にお待ちください笑

 

* * *

 

さて、今回やったのは、空き家の「床下の点検&消毒」

イロイロお伝えしたい情報はあるんだけど、

ちょっとその辺は、またお伝えするとして、、、

 

自分が思ってた以上に楽しかった!!!笑

(しまった!・・・今気づいたけど、動画に必死で床下探検の様子の写真が全く無い・・・

 なんてこった・・・)

 

楽しめるんじゃないかなぁとは思いつつ、 

いや、仕事としてやってた(夫は現在進行形でやってる)ことだから、

とは言ってもね・・・という気持ちがどこかにあって。

でも、ま、必要なことだしねと思ってたのです。

(↑きっとこの辺りがイベントの問い合わせが無かった根本的な理由)

 

 

* * *

 

床下はせっかくやるから、子どもたちも一緒に潜って探検しました♪

床下になんの抵抗もないチビ2人は最初は恐る恐るだったものの、

床下の中をグルリと一周して、戻ってきたときの顔!

案外怖がりの次女がいちばん楽しんでた気がする。

 

大人はほふくぜんしんするしかないんだけど、

子どもはしゃがんで移動できるから、結構スイスイ入っていってて、

(う、うらやましいっ)

わたしが一番苦戦!

釘やらに引っ掛けて、服もやぶっっちまいました・・・ハハハ

 

今の家は、基礎の換気口が無い家がほとんどなので、

床下の中って結構暗いんだけど、

昔の家で、換気口も大きく開けてあって、風も抜けて、

基礎の中からみる外の緑も鮮やかで、

わたしの知ってる床下とは全然違った笑

 

実は、ムカデがいるかもー(外にはアチコチいる)

基礎の中でムカデと対峙するのはイヤかも・・とか思ってたけど、

そんな感じもなくて、

思っていたよりもすごーくきれいで、状態の良い床下でした。

 

* * *

 

母から、

「じーちゃんが大工さんと一緒に建てたんだ」とか

「牛小屋は昔住んでいた家(すぐ近くの畑の場所がかつては家だった)を

 解体して、その材料でこれもまたじーちゃんと大工さんで建てたんだ」

なんて話も聞いて、

50年くらい前までは、そうやって、

自分の身の回りのことは、大概のことは自分でやっていたんだよなぁ

なんてことも思いました。

 

今は本当に便利だけれど、

大人も自分でやってみた経験が少ないから、

何が自分でできるのか、何が自分でできないのか、

そのあたりをよくわからずに、

ひとまず、

なんでも人任せになってしまっている部分が多いのではないかなぁ

と感じました。

 

ってわたしもそうなんですが^^;

 

できることから一歩一歩!

 

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*基礎の換気口とは

床下の換気をするためにある、
一般的には横30センチ×縦15センチくらいの基礎の穴
昔の家にはよくあったが、基礎に穴を開けてしまうので、
構造上弱くなるという考え方から、現在は換気口を開けずに、
基礎の上に基礎パッキンと言われる部材を置くことで、
基礎と土台の間に隙間をつくり、床下の換気をとっているケースが多い。

 

 

記念すべき初イベント企画のアレコレ

移住したら、いろいろやってみたいことがあるんだけど、

今はまだ、ほぼ福岡にいる生活。

夫の仕事もあるし、子どもたちの毎日もある。

今は

移住したら、腰据えてやることができないかもしれないことを

準備する時間かなと思って、福岡でできることを日々やっています。

 

んでも、やっぱり実際動きたい欲が、うずうずうずうず・・・

 

* * *

 

4月に入って、できることからやってみようと

夫と今後1年間の動きを考えた結果、

ひとまず、

5月末に無料のイベントをやってみようということにしました!

ンフー!!!鼻の穴全開!

 

イベントの内容は、

まずは自分たちが住む場所を整えなきゃいかんこともあるので、

空き家になっている母屋の床下探検と

田植え前なので庭にある田んぼで

どろんこあそびでもしよっかなと♪

床下はどんな状況かドキドキもするが・・・

(あんまりワクワクはしないかもしれんけど、

 大切なところではある!)

どろんこあそびは子どもたちは絶対楽しい!

梅もちぎれたら良いけど、今年は桜も早かったし、

野いちごやらも早いから、タイミングが合えばいいなー!

なんて考えて。

 

そうやって、いろいろ決めてやろうとすると、

・ゴールデンウィークを利用して、現状を確認してこよう

とか

・そのときに、チラシを配ってこよう

とか

・ならばついでに、普段これから何するかうまく表現できないから

 視覚的にパンチのある名刺も作ってみよっかな

とか

・チラシや名刺にWebページのQRコードとか載せたら良いんじゃない?

とか・・・

いろいろ浮かんできて、そんなのを4月はやっていました。

 

* * *

 

いろいろ作っていくと・・・

そういうの結構好きだから、

チラシやWebページ・フェイスブックのページやら作ってみましたぁぁぁ!

 

今って、本当に便利なのだなと実感。

Webページ作成の無料サービスも

デザインアプリも無料でも使いやすくて、すぐ作れる。

割とサクサクできちゃって、

結構気に入ってて、1人で何度も見てニヤニヤした笑

自画自賛やけど、自分が気に入っているってのが

まずはとっかかりとしては、良いんじゃないか!と思って。

 

でも、、、

自己満足を通りすぎると、

Webページって、誰にも紹介しないと、

誰も見には来ない・・・

わかってはいたが・・・

 

試しに検索をかけてみる。

 

やっぱり、かなり具体的なワードをかなーり入れても引っかからない!

 

ネットでどうしたら検索で引っ掛かるようになるのか調べてみる。

見つけてもらうには、もう1段階あるんやなと勉強になった。

 

やってみたから、わかったことだな。

Webページを作らなかったら、こんなに考えることも無かったし。

世の中でいろいろやってる人たちは、

いろいろやって前に進んでるんだなとちっさいことだが、

いちいち一歩進んだ感を噛みしめてます。

 

ひとまずは自分で周知するってことやなと思ったけど

紹介するって言っても、まだ実動が少ないから

Webページがちょっと出来過ぎかな〜なんて考えちゃう(←どんだけ)。

時間や考える隙があると、余計なことを考えてしまうものですね。。。

 

イベント告知をするときに、サラッと(笑)Webページは紹介しようと、

チラシにURLやQRコードを載せてみたり、

このブログの

わたしのプロフィールにこっそりURLを貼ってみたり(笑)しました。

(コソっ 興味あれば覗いてください(笑))

 

* * *

 

さて、

Webページもカタチになったし、

チラシも印刷発注して、ゴールデンウィークに現地に届くし、

と迎えた4月末。

 

夫へ一本の電話が入る。

 

「ゴールデンウィークは帰ってくると!?」

義理の母からの電話。

(財部に行くときについでに寄ろうと思っていた)

 

普段そんなこと言わないし、

去年2020年のゴールデンウィークですら、

こちらの判断で帰省を取り止めたものの、

あちらからは何も言っては来なかったのに・・・

 

よっぽどな情勢やな・・・

と本当に久々にテレビのニュースを眺めてみる。

 

(うーん・・・

 福岡から熊本・宮崎・鹿児島へ行くこと自体、後指さされるヤツだな)

 

4月中旬から世の中がなんかザワザワし始めたなとは思っていたけど、

 

急に4月末雰囲気が一変した。

新型コロナウィルスの第4波らしい。変異株らしい。

 

わたしはほぼニュースを見ていなかったから、

ここまでとは思っていなかった・・・

 

* * *

 

結局、帰省も兼ねようと思っていたけど、直前でそれは諦めました。

 

ただ、わたしのやりたいことは不要不急ではない!

必要だし、早くやりたいし、

やらねば、一家生き倒れるのだ!

 

ってことで、

5月末イベントや今後のための

現状確認やら準備をするために

直接財部へ向かって、直接福岡に戻ることに。

 

本当はご近所の方に挨拶もしたいし、

チラシも配りたかったけど、

この雰囲気を感じてみると、

「福岡から移住予定で・・・」と名乗るのも、

余計なご心配かけそうだし、今回は挨拶はやめておくことにしました。

 

こうやって、人の繋がりが絶たれてしまう世界ってのは、

ほんと、コロナって・・・。。。

 

チラシを配るのも気が引けたので、

財部にある体験施設に置いてもらおうと思って、

置かせてもらってきました。

それも、ほんとはランチでも食べて、ちょっとお話しして、

「移住してくるんです!こんなことやりたいんです!」なんて

ちょっとアピールしたりなんかして、

置かせてもらいたかったのだけど、

それも叶わず・・・・

 

* * *

 

そうこうしている間に、

福岡県にも5月12日〜31日まで緊急事態宣言ってニュースが飛び込んできた。

 

チラシを置かせてもらったけど、

Webへのアクセスも無く、

もちろん申込も無く、

わたしも告知もできず、

ほぼ動けなかったままでヒジョーに残念だけど、

動画配信に切り替えることにしました!

上手くできるかもわからんけど、できることからやるしかないっ

(ちょっとLiveはまだハードルが高いので、録画してみます)

 

コロナの流れについてはいろいろ思うことはあるけれど、

去年コロナがあったから、

大きく舵が切れたかもしれないなとも感じているので、

このことも何か意味があるかもなーと思っています。

 

ちょっといろいろやらなきゃって気持ちが焦っている部分も

自分の中にあったので、

できるペースで一歩ずつ進めれば良いかなと。

 

まぁ、そんなこんなですこーしずつ前に進んでいるわたしです。

 

 

↓ 財部でも野いちご見つけたよー♪と次女

 

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祖父の住んだ財部町

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祖父母が暮らしていた

家、牛小屋、田、畑、山がある

母の実家。

鹿児島県曽於市財部町。

 

今は空き家になっています。

 

そこにひみつ基地をつくっちゃおうと思っています!

 

* * *

 

母は3姉妹で、

祖父はだれか1人くらいは出戻ると

思っていたらしいのですが、笑

 

結局、誰も戻らず、

祖母が亡くなったあとも

祖父はひとりであらゆることを

自分でこなし、財部町で生きていました。

 

祖父は娘たちの勧めも聞かず、

自動車保険にも加入しなかった頑固モノでしたが、

今思えば、本当の意味で

いろいろなことをしっかり

考えていたのだと思います。

 自分の頭で。

 

わたしにとっては、

いつも変わらず、

ずっと財部町にいてくれた優しい祖父でした。

 

鹿児島支店に配属されて鹿児島で働いていたとき、

財部町の現場に行くたびに、

お昼休憩に祖父のところに顔を出すと、

とても喜んでくれたのを思い出します。

 

小さいころ、山についていって、

「誰も継ぐものはおらんかもしれんけどな」

と植樹していた祖父の背中もぼんやり覚えてる。

 

ずっとひとりで元気に生活していましたが、

わたしが長女を産んだちょうど1ヶ月後、

長年住んだ自宅で、

ひとりでひっそり亡くなりました。

 

大正・昭和・平成という激動の時代を

自分の頭でしっかり考えて生き抜き、

最後までかっこよく逝きました。

 

* * *

 

公務員時代、

空き家対策の担当課にいました。

 

直接の空き家の担当ではなかったけど、

空き家調査をしたりしました。

 

空き家って、人の人生の数だけ、

いろいろな形があるし、

いろいろな問題があったりする。

 

家族の問題だったり、

制度の問題だったり。

 

あと、山を市に寄付したいとおっしゃって

訪問される方もたまにいらっしゃいました。

誰も継ぐ方がいない、

売りたくても売れないと。

 

そういう方が来られるたびに、

TVでそういう問題が取り上げられるたびに、

あぁ、うちもこの先、

誰があの田畑・山を管理するんだろうか‥ と何度思ったか。

 

ましてや、夫も山育ち。

 

地元を離れて働き、暮らすわたしたち。

正直、

どうするのか。

どうなるのか。

答えのない問いに蓋をしとくしかありませんでした。

 

* * *

 

仕事を辞めて、何かやろうと思ったとき、

『やりたいことをやろう』 と思ったのと合わせて、

『自分たちが持っているモノでやろう』 と思いました。

 

今まで、自分が持っていないモノを 求めて生きてきました。

自分に足らないところを努力して 埋めようとしながら生きてきました。

 

でも、それって苦しい。

どこまでいっても、ずっと頑張り続けなきゃいけない。

どうなったら満足できるのだろうかってかんじ。

 

新しく何かを見つけるのはやめて

自分自身の中にあるモノ

自分たちが持っているモノ

そこに目を向けてやろうと思いました。

 

「あの人は〇〇を持っているからできるんだ」

「あの人は〇〇だからできるんだ」

ずっと、そう思って人を羨んでいました。

やらない言い訳もたくさんしていました。

 

でも、 自分にないモノを嘆いても、

他の誰かにはなれないから。

良いところも悪いところも

良いことも悪いことも、

全部引っくるめて、わたしの人生。

自分の人生を生きなきゃ。

 

自分が持っているモノを

見つめ直して、

それを大切にしたいと思います。

 

 祖父母が、父母が、 守ってくれていた場所で、

わたしたちもそこの場所を大切に守りながら、

ありのままの自分自身を大切に、

今までの自分も大切に、

家族ひとりひとりも大切に、

自分たちがやりたいことをやっていきたいと思います!

 

あんたがたどこさ

小5の娘が通っているフリースクールでは、

月に一度、わらべうたの日があります。

 

* * *

 

わたしはわらべうたが大好きです。

次女を産んだあと、

なんか縁があって、

別のわらべうたの会に誘ってもらい、

毎月、子どもと一緒に参加していました。

 

次女もわらべうたが大好き。

今は、保育園で歌っているみたいで、

送り迎えの車の中は、

毎日、 季節のわらべうたや童謡の歌声が響いてます。

 

下の長男も、

まだ言葉がはっきりしていないけど、

語尾だけ一生懸命追いかけて歌ってる。

 

こうやって、意味は関係なく、

リズムや流れだけを先に覚えて、

ことばを身につけるのかな。

 

今は『♪こいのぼりのうた』ブーム。

 

桜が散ったらあちこちに

鯉のぼりが泳ぎはじめて、

鯉のぼりを見つけるたびに

「こうもり歌ってー」と次女からリクエスト。

(毎度毎度の言い間違いがかわいい笑)

 

で、つい先日までの流行りはこれ。

 

♪おてぶしてぶし

  てぶしのなかに

   へーびのなまやけ

    かえるのさしみ   

 いっちょうばこやるから

  まるめておくれ いいよ♪

   『どっちでしょ?』

 

石ころを手に隠して、差し出してあそぶ。

 

あそびの中で、

自然にみぎ・ひだりも身についたり。

やさしい響きやリズム

独特なことば

伴うふれあいやあそび

良いとこ尽くし!

 

* * *

 

だけど、わたしも以前は あんまり知らなかった。

長女のときも知ってたらなぁ、、なんて。

 

でも、今、フリースクールで 学童期のわらべうたをやってもらっている!

(教えてくれるのは、

 わらべうたの会「野のうた」主宰の  白水雅代さん)

 

好きなので、

わたしも毎回参加させてもらっているけど、

わたしが楽しくて仕方ない!

 

手あそびやら、

動くあそび、

長なわであそんだり。

 

知らないあそびもあるけど、

忘れていたうたやあそびもちょいちょい出てくる。

 

ちょっとやると蘇ってきて、

小さいときはこうやって何にも無いところで 遊んだよなぁって、

毎回童心にかえって、

裸足になってあそぶのがほんとに楽しい。

 

先月やった『あんたがたどこさ』の

 からだを使ってあそぶバージョンを

長女のならいごとの新体操でも、

からだづくりで今月から始めたらしいっ!

 

へー!って聞いていたら、

『あんたがどこさ』のうたを 知らない子もいるみたい。

 

そうかぁ。

そうだよなぁ。

よく長女の友だちの近所の子を連れて、

散歩に行ったり、

公園行ったりするけど、

小さいころ、

わたしたちが小さい頃に遊んだあそびなんて、

みんな全然知らないもんなぁ。

 

教えると夢中であそぶのに。

あそぶ場所も、

上の子たちがそうやってあそんでいるのを見る機会もないもんね。。。

 

便利なモノや新しいモノが

たくさん増えて豊かになったように見えるけど、

もともとあった

良いモノをたくさん

過去に置いてきているんじゃないかなぁ。

 

このまま置いていくのは 本当にもったいないなぁと思っています。

 

3歳次女のやりたいこと

※トイレのハナシ、 ちょっと汚いと思うかも‥‥

 

弁当持って遊びに行った公園の帰り、

昼寝の時間を通り過ぎて、 夕方近くまで遊んで、

帰りの車で熟睡やなと思ってた。

 

駐車場まで来てしまってから、

あ、3歳次女、2歳長男の

おしっこしてくりゃよかったと気付く。。

 

めんどうだけど、仕方ないと、

トイレに向かったら、

和式・洋式・男子用小便器もあった。

 

2歳長男を小便器でおしっこさせようとしたら、

家と同じ洋式がいいと自分で洋式に登るので、

まぁいいか、、と思ってたら、、、

 

自分でトイレ済ませてると思ってた

3歳次女がまだそこでジッと見つめてる。

 

「コレでおしっこしたい」 とモジモジ言う3歳女子。

 

ほうほうと思いつつ、

外出先だしなとか、

いろんな打算がよぎる母。

 

「うまくできないかもしれないから、

こっち(洋式)がいいとわたしは思うけど、

好きなようにして」

と言っといた。

 

わたしは洋式でしてほしかったけど、

どうなるかは予測不能と思いつつ。

 

結局、「コレ(小便器)でする」といい、

いろいろ考えてる。

 

どうするんだろと思いつつ、

自分もトイレ行きたくて我慢してたから、

つい、自宅で子どもたち見てる感覚で

開けっ放しでズボンに 手をかけようとしてしまう、、、笑

 

イカン!

気になるから、ひとまず我慢。

 

立ったまましようかと

何度か試みている様子だけど、

ちょっと躊躇してる後ろ姿。

 

しばらくして、

振り返って、

ニコっとして、

「座ってする!」

と小便器に座って、

用を足しましたとさ。

 

汚いけど、、、

 

ま、いっか。

 

(手はもちろんキレイに洗ってもらった)